『かなり』

同音異義語が大好きです

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ショート駄文

生存率4.17%のアドベンチャー

どうも、坂津です。 今回はちょっと試してみたいことがありまして。 お時間に余裕のある方だけ、もし宜しければこの実験にお付き合いください。 本当に、手探りの実験です。 全く面白くも何ともありませんが、苦情は言わないでね! ※グロテスクな表現があり…

『酒の肴』

居酒屋のカウンター。 特に料理が美味いわけでもなく、別に家から近いわけでもなく、すごく値段が安いわけでもなかったこの店。 なぜこんな店に入ってしまったのかと後悔し、すぐに出ようと思った。 しかし、俺は出られなくなってしまった。 俺のちょうど真…

『カード』

俺はなぜ、あんな力を手に入れてしまったのか。 そしてなぜ、その力に溺れてしまったのか・・・。 あの日はいつもより仕事が遅くなり、最寄駅の終電はとっくに去っていた。 かと言ってタクシー代の領収証を申請するような度胸も無いし、仮に出したって経理に…

【特別企画】「なつやすみの宿題 納涼合宿」

どうも、気付いたら7月が終わっていたというアヤマチで、7月のお題の「海」に乗れなかった悲劇を繰り返してはなるまいと決意して書いた坂津です。 今回も少し怖い話になっていますので、苦手な方は引き返してくださいね。 ~・~・~・~・~・~・~・~…

猫に恩返しをさせないことに定評のある私

どうも、坂津です。 私が拾ったのは、確かに猫でした。 大学生2年生の夏休み。 課題のレポートを書くためとは言え、こんな日に図書館に行くのは嫌で嫌で仕方ありません。 しかも目当ての本が貸出になっていて、自分の不運を呪いながらトボトボと帰途につき…

『マトリョーシカ』

私の家の周りには、街灯が全くと言って良いほど無い。 当然夜はかなり暗くなる。 それでも近所の家から漏れた明かりや、丸く輝く月がある時は、さほど闇は濃くない。 本当に闇を感じるのは新月や、曇で空が覆われているとき。 そしてどの家も寝静まり、消灯…

『物そのものと自己意識』

それは、お姉ちゃんの一言から始まった。 「え?だって時計なんて、男の価値をはかるためのものでしょ?」 中学生の僕には意味がよく分からなかったけど、大学生のお姉ちゃんにとっては普通のことらしい。 どうやら、高価な腕時計をしている男の人の方が、男…

『シンクロ』

冴えないオタク男子が、電車内で出会った素敵な女性と恋に落ちる話。 インターネットの掲示板に書き込まれた恋愛相談が、やがて書籍化、映画化、漫画やテレビドラマにもメディアミックスされた恋愛ストーリー。 昔の作品だけど、僕の永遠のバイブルだ。 あの…

『子子孫孫』

むかしむかしあるところに、それはそれは美しく豊かな自然にあふれた土地があった。 そこに居る者たちは皆助け合い、仲良く暮らしていた。 ある日その土地に、どこからか侵入してきた者たちによって、略奪が始まった。 侵入者達はその土地を奪い、先に居た者…

『ドキドキ体験談』

初めて彼を、私の部屋に招いた。 昨日からすごく頑張って片付けた部屋は、割と女の子らしい、可愛い感じの部屋になったと思う。 別にいつも散らかしてるわけじゃないけど、かなり神経質な彼だからいつもよりも気合いを入れて掃除をした。 それにしても自分の…

靴というテーマで短編の文章を書いてみる

どうも、坂津です。 まさかこんな企画があったとは。 今まで色々な駄文を垂れ流してきましたが、こういう企画へ参加するのは初めてです。 とある方から「自己満足で終わるよりも、ちゃんとしたその道の人からアドバイスなり賛否両論を貰ってみろ」とご指摘を…

『なおや君と僕』

「1たす1ワニ」 そう言いながらなおや君は、左右の腕をワニの口の様にカパカパ動かした。 なおや君のボケは意味が分からなくてつまらない。 「ワニはそんなカパカパせんやろ。そんなん酸欠の金魚やんけ」 僕のツッコミで教室は大爆笑。 自分で言うのもなんだ…

『因果』

道端にガムを吐き捨てた。 味が無くなったから。 ただそれだけだった。 別に何の悪気も無かった。 家に帰るといきなり黒服の男2人組が飛びかかってきて、為す術もなく拘束された。 そしてテレビの前に座らされ、画面を見るように指示された。 画面には俺が…

『32%』

「ねぇ、誕生日と血液型教えてくれない?」 突然、女の子に声をかけられた。 いきなりでびっくりしたけど、すごく可愛い子だったからすぐ答えた。 その子は俺の誕生日と血液型をスマホに入力しながら言う。 「急に変なこと言ってごめんなさいね。でもあなた…

『彼女の疑問』

彼女との待ち合わせ。 待つこと2時間。 タバコが1箱無くなった。 おなかもすいた。 携帯繋がらず。 メールの返事無し。 今日こそ!今日こそは彼女にビシッと言ってやる! そう心に誓った時、走ってくる彼女が見えた。 「ごめーん!待った?突然宇宙人にさ…

『伝える勇気』

「あんたさぁ、私と飲むの、嫌なの?・・・そんな微妙な顔こっちに向けないでよ。お酒がまずくなるわ」 別に嫌じゃない・・・と言うよりも、むしろ喜ばしい・・・ハズだ。 俺はどっちかと言えば・・・いや、どっちかと言わなくても、野暮ったい風体のいわゆ…

『尻拭い』

「・・・と、以上の様な理由から、えぇー、我々人類は、その・・・存亡の危機に、えぇー、直面することと、まぁ、こうなったワケであります・・・」 記者会見会場で僕は、なるべく他人事の様に事態を報告した。 「あなたねぇ、ちょっと、そんな他人事みたい…

『狂科学者』

ついに…ついに完成したぞ! ふははははハハハハッッ! 天才の私にしか成し得ない悪魔の所業! まさに悪魔! なぜ神でなく悪魔かって? それは私が作り上げたこれを、私はためらうことなく使うからさ! 殺人ウィルス、その名も『18菌』! これを世界中にバラ…

『占い嫌い』

私は占いが大嫌いだ。 最近は手を変え品を変えで、様々な占いがはびこっている。 元来占いやらおみくじやらを信じない私は、それらを利用することなど一切無かった。 あの日までは… 「この占いね、すごく当たるのよ?!あなたもやってみない?」 仕事の昼休み…

『ラッキー☆ペンシル』

鉛筆を拾った。 どこにでもある普通の、深緑色に塗られ、金色でHBと書いてある鉛筆だ。 謎の既視感がある。 と言っても、僕の場合はいつものことだ。 以前に経験したことがあるかのような感覚、既視感というものを感じやすい体質なのだろう。 ただこの鉛筆…

『過去消去サービス』

『あなたの消したい過去、キレイに消します』 広告の効果ってすごいな。 こんな胡散臭い広告なのに、ちゃんと食い付くお客さんが居るんだもん。 ま、あたしがその食い付いた1人だけど。 だからってあたしも馬鹿じゃないし、まるっきり信じてるわけじゃない…