『かなり』

干支に入れてよ猫

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妻と私と軽減税率

どうも、坂津です。

消費税がめんどくさいことになっています。

 

なんだよ『軽減税率』って。

明確な線引きが出来ねぇんなら一律10%で良いんじゃね?

 

なんて思ってしまいます。

 

妻「店先のベンチに座って食べたら対象外だってよ」

私「は?なにそれ。外食の概念が根本から揺らぐわ」

妻「でもデリバリーは軽減税率の対象なんだってさ」

私「なんで外食と内食を分ける必要があったんだ?」

 

 

そもそも『食品は全部まるっと軽減税率対象』にしない意味が分かりません。

なぜ『ただし外食、テメーはダメだ』なんて言い出したんでしょうか。

 

妻「もしや外食は贅沢だからっていうことかなぁ?」

私「出前を取る方がよっぽど贅沢な気もするけどね」

 

こういう話を始めると、あらぬ方向に暴走するのが私たち夫婦です。

社会問題を多角的かつ本質的に追及するフリをする遊びが始まります。

 

妻「例えばコンビニで猫缶を買ったら対象外かな?」

私「『人が飲食する物』っていう前提があるからね」

妻「じゃあ食べる目的で猫缶を買ったらどうなの?」

私「もしかしたら軽減税率が適用されるかもしれん」

妻「猫缶を買って、外のベンチに座って食べたら?」

私「それは対象外だから10%の消費税になるよね」

妻「じゃあ、猫にあげる気でななチキを買ったら?」

私「それはさすがに8%で良いんじゃないのかなぁ」

妻「買ってすぐに外のベンチで野良猫にあげたら?」

私「それだと熱々だから猫は食べられないんじゃ?」

妻「しっかりふぅ~ふぅ~してからあげるとして!」

私「でもななチキは味が濃いし猫には良くないかも」

妻「じゃあ揚げ鶏の衣を剥がした中身部分だけとか」

私「それなら良いことにしようか。何の話だっけ?」

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妻「店の外で冷ました鶏を猫にあげたときの消費税」

私「まず、普通に揚げ鶏を買った場合は8%だよね」

妻「持って帰って食べるという前提だからそうだね」

私「でもレジで『すぐ食う』って言ったら10%だ」

妻「これからコンビニのレジの人が大変になるねぇ」

私「んで『すぐ食う。猫が』って言った場合が問題」

妻「こんなの確かめようが無いもんね、実際のとこ」

私「レジの人が判断しなきゃらなんのがオカシイな」

 

だいたい、こういう『生活者に直結するルール改正』が行われるとき、その内容を決める場に『現場経験者』が居るんでしょうか?

政治家とか官僚とかになるための条件として、スーパーやコンビニでのレジ打ち経験を必須にすれば良いのに。

資格や免許の種類によっては『○○年間の実務経験必須』みたいなのもありますからねぇ。

 

私「手ぶらでバーベキューできる店とかあるじゃん」

妻「店で好きな材料選んで自分で焼くやつだよね?」

私「そうそう。あれって軽減税率の対象になるかな」

妻「買ってるのは材料だから対象になる気もするね」

私「でもすぐその場で食べてるから外食扱いかも?」

妻「焼かずに持って帰ったら8%で済むってこと?」

私「その場で焼いて食べたら10%になるんだろね」

妻「じゃコンビニの駐車場で肉を焼いて食べたら?」

私「軽減税率うんぬんの前に通報される事案だよね」

妻「店の前で肉焼いてる人が!警察早く来てくれ!」

私「君、なんだってこんなことをしたのかね?ん?」

妻「軽減税率を調べたかった。これ8%?10%?」

私「本官に聞かれても困るので国税庁に聞きたまえ」

妻「ああ!そうやってタライまわしにする気だな!」

私「2%の差の追及が嫌になるほどまわしてやる!」

妻「んならそもそも軽減税率やめりゃ良いじゃん!」

 

どうしてもこういう結論に辿り着いてしまうんですよねぇ~。