『かなり』

干支に入れてよ猫

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写真スタジオの罠

どうも、坂津です。

息子のお宮参りに行ってきました。

本来なら一ヶ月前にすべき行事でしたが、初詣でにぎわう神社に息子を連れてってインフルエンザとか貰うのが怖かったのでズラしたのです。

 

さて、お宮参りの前段階としてスタジオ○リスで写真を撮って頂きました。

プロの方に撮影してもらうなんて初めての経験だったので、そのときの様子を書き残しておこうと思います。

 

まず店内の構成から予想外でした。

写真撮影用の背景とかがあるスタジオ部分が大半を占めているのかと思いきや、大半を占めているのは大量の『貸衣装』でした。

和装洋装フォーマル着ぐるみ、とにかく幅広い需要に全て対応し切る勢いのラインナップです。

もしも決めずに来ていたら目移りして悩んでしまうこと請け合いの品揃えでしたが、我が家は最初から『黒系の和装』と決めてかかっていたので選択は非常にスムーズでした。

 

そして始まる撮影タイム。

予約を入れるときに『だいたい2時間くらい』と言われていました。

しかしそれは子供が泣くとか寝ちゃうとかで撮影が難航したときの話で、何事も無く快調に進めば1時間くらいで終わるだろう・・・というのは甘い考えでした。

『撮影2時間』というのはきっちり枠として押さえられている時間で、スタジオ側としてみれば『時間内で可能な限り良い写真をたくさん撮る』というのが目的なのでした。

 

カメラマン1人とアシスタント1人がテキパキとした素早い動きでどんどん写真を撮っていきます。

小道具や背景をめまぐるしく変更し、手慣れた動作と口調で0歳時を笑顔にさせ続けて最高の一瞬を量産します。

私たち夫婦、つまり両親と息子の3人で写るのが1枚と、息子単独のが1枚の計2種ぐらいだろう・・・なんて軽く見積もっていた私は度肝を抜かれました。

しかも我が息子、乳児ながら空気を読んで周囲の大人に忖度する能力に長けており、準備している間は不機嫌そうなのにカメラを向けられるとすぐに笑顔を振りまくのです。

しかも悪魔すら改心してしまいそうな威力の高い笑顔を。

 

結局、予定していなかった衣装替えまで行って100枚くらい撮ってもらいました。

で、私は勘違いしていたのです。

撮った写真はデータとかで貰えるもんだとばかり思っていました。

それがまさか撮影後に『写真選択タイム』が始まるなんて・・・。

先にも述べた通り、息子の表情はどれもこれも最&高の究極写真なんです。

 

そんなん全部欲しいに決まってるやん。

 

でも1データ5,000円とか言われるんですよ。

 

100枚全部のデータを買おうと思ったら50万円ですよ。

 

買えるかー!!

 

データだけの販売だとその価格だけど写真として印刷してアルバムとセットなら・・・みたいなことも色々言われましたけど、結局のところ欲しい写真を全部選んだら10万円とか軽く超えちゃう気配が。

 

あとプランの説明のときにサラッと言われたのが、某ネズミーランドの主人公であるネズミーマウスさんとのツーショットとかも撮ってたのですが、それは某ランドとの大人の事情によってプラスで費用が発生するんだとか。

そんなの撮るときに言ってくれてたらわざわざ時間を割いて撮らんかったわー!

 

システムを下調べせずに行った私も悪かったとは思いますが、なるほどこういう仕組みだったのかぁ・・・。

『このサイズのこのシチュエーションの写真を何枚で何円』とプランが最初から決まっているのではなく『撮れるだけ撮って、欲しいだけ買う』という仕組み。

しかも写真だけでなくグッズにしたり、美肌加工したり、オプションで色々な追加も可能ときたもんだ。

こりゃ初孫の撮影についてきた祖父母なんか湯水のようにお金を使うんだろうなぁ。