どうも、坂津です。
朝8時に起きた息子が夜9時までお昼寝無しで元気ハツラツとかいう偉業を成し遂げ、保育園ということろは幼児を鉄人に鍛えあげるんだなぁと思いました。
他にも、挨拶と返事がしっかりできるようになりました。
呼び掛けると元気よく手を振り上げて「はいっ!」と返事をします。
朝起きれば「おやよーごじまっ」と言い、お昼には「こにちーわ」、食べる前には「いたーきまっ」、食べた後には「ごっちょーちゃ・・・でした!」と言います。
おやつがクリームパンのときには「くりんぱん!くりんぱん!くりんぱん!くりんぱん!」とヘビロテしてきます。
そんな息子ですが、どうしても上手に言えない言葉があります。
それは小さい『っ』が入った単語。
息子は電車が好きで、中でも大好きなのは上越新幹線の『マックスとき』です。
しかし『マックス』が、どうしても『マッスク』になってしまいます。
息子はペットボトルの蓋が大好きで、色とりどりのキャップを並べて遊びますが、最近のお気に入りはフランスの硬水『コントレックス』です。
しかしどうしても『コントレッスク』になってしまいます。
食いしん坊の息子はご飯の時間でもおやつの時間でも、準備中の数分が耐えられません。
そんなときは乾燥林檎のお菓子『りんごチップス』を1枚ずつ与えて黙らせます。
しかし息子は満足そうな顔で『りんごチッスプ』と言うのです。
小さい『っ』の後の文字が入れ換わってしまう現象。
共通点があるので何か対策もありそうですが、今のところ教えても改善は見られません。
あ、そうだ。
例外的に小さい『っ』が含まれなくても、風邪のときに飲む『お薬』も『おすくり』って言います。
これも、何度「おくすり、だよ」と言っても直りません。
ただ、しかし。
これは無理に直す必要も無いのかな、と。
誤用も多勢となれば正解になる世の中です。
もしかしたら『おすくり』も正しいとされる世界になるかもしれません。
ほら、例えば『新しい』という漢字。
これって大半の人が『あたらしい』って読みますよね?
でも本来の正しい読みは『あらたしい』です。
『気持ちを新たに』とか『新たなる門出』とかだと『あらた』でしょう?
それが形容詞になる『~しい』が付属したときだけ急に『あたら』に変化しちゃうの、おかしいですよね。
でも、多くの人が長年ずーっと間違い続けたおかげで、今は逆に『あらたしい』が不正解な世界になってます。
『普遍的で絶対的な正解は無いけども、今はこう言うのが正しいようだ』という説明が理解できる年齢になったら、また改めて教えようかな。