『かなり』

干支に入れてよ猫

【スポンサーリンク】

マキネッタって知ってる?

どうも、坂津です。

息子を寝かしつけたあと、妻がミキサーのような形状の家電製品を取り出してきました。

そして私に問い掛けたのです。

 

妻「旦那よ、このマキネッタをご存知か?」

私「初耳だが我が経験から類推してみよう」

 

私たちは未知の言葉を見聞きしたとき、手持ちの知識からそれの意味を推測することができます。

例えば『鮃』という字が読めなくても、魚へんに平という構成であることが分かれば『ひらべったい魚かな?』と予想することができ、さらに『それならカレイとかヒラメ…平だからヒラメかな?』と連想することが可能です。

 

さて、マキネッタ…語感的に欧風な雰囲気だ。

恐らくは『マキネ』と『ッタ』に分割できるはず。

語尾の『ッタ』は置いといて、頭の『マキネ』に似た欧州っぽい言葉で最初に思い付くのが『マキア』だ。

確かギリシャ語で『戦』という意味だったか。

ということは目の前のこれは兵器?

ギリシャ神話に登場する神々を屠った古代兵器が我が家に?

 

私「私に神殺しの名を背負えと言うのか?」

妻「どうしてそうなった。分かんないの?」

私「しばし待たれよ。兵器では無いんだな」

妻「どう考えてもその答えには辿り着かぬ」

 

つまり『マキネ』は『マキア』じゃないということ…ではラテン語の『マキナ』ならどうだ?

『マキナ+ッタ』で『マキネッタ』なら十分に考えられる。

ラテン語で『マキナ』は機械という意味だ。

英語のmachine(マシーン)の語源と聞けば納得できるだろう。

 

私の記憶が確かならば、イタリア語は単語の後ろに『ッタ』と付けることで『小さい』とか『かわいい』という意味を付加するはず。

ということは『マキネッタ』はイタリア語であり、意味は『小さい機械』もしくは『可愛い機械』ということに。

 

私「ふふふ、答えに辿り着いてしまったよ?」

妻「ほほう、では聞こう。マキネッタとは?」

私「イタリア生まれの小さい可愛い機械だ!」

妻「あ、うん。何する機械か聞いてんだが?」

私「そんなこと知るもんか」