『かなり』

干支に入れてよ猫

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時間をつくる方法

どうも、坂津です。

毎朝のルーチン業務に『個人的タイムトライアル制度』を取り入れてみました。

上の記事で書いた作業を、いかに効率的に素早くできるかを自分の中で研ぎ澄ましています。

やってることは非常に単純で、卵を40秒×2回レンチンすることと、食パンを切ること。

これを、始めた当初は20分くらいかけて処理していました。

それが今では10分程度で完了できるまでになりました。

これは私の動きが倍速になったわけではありません。

作業の手順を細かく分割し、その順番を入れ替え、作業方法を工夫しただけです。

 

例えば。

 

卵をレンチンするために必要な手順を以下の項目に分割します

 

1.オリーブオイルが収納されている引き出しを開ける

2.オリーブオイルを取り出す

3.キャップを開ける

4.容器に垂らす

5.キャップを閉じる

6.引き出しに戻す

7.引き出しを閉める

8.冷蔵庫を開ける

9.卵を1個取り出す

10.冷蔵庫を閉める

11.卵を割る

12.卵を容器に入れる

13.ゴミ箱の蓋を開ける

14.殻を捨てる

15.ゴミ箱の蓋を閉める

16.料理箸が収納されている引き出しを開ける

17.料理箸を取り出す

18.引き出しを閉める

19.卵を溶く

20.冷蔵庫を開ける

21.だし醤油を取り出す

22.醤油のキャップを開ける

23.溶き卵に醤油を垂らす

24.醤油のキャップを閉める

25.冷蔵庫に醤油を戻す

26.冷蔵庫を閉める

27.幼児ふりかけが収納されたカゴを取り出す

28.幼児ふりかけをカゴから取り出す

29.幼児ふりかけを開封する

30.幼児ふりかけを溶き卵に入れる

31.幼児ふりかけを密封する

32.幼児ふりかけをカゴに戻す

33.カゴを元の場所に戻す

34.醤油とふりかけが投入された卵を攪拌する

35.ラップが収納された引き出しを開ける

36.ラップを取り出す

37.溶き卵が入った容器にラップをかける

38.レンジの戸を開ける

39.容器をレンジに入れる

40.レンジの戸を閉める

41.600WでOKを押す

42.40秒のダイヤルを回す

43.加熱スタートを押す

 

という感じで、1回目のレンチン開始までに43個の行程がありました。

これらの行程をひとつずつ『短縮できないか』『他と同時にできないか』『そもそも無くせないか』などの観点から考えます。

 

例えば『11.卵を割る』は、卵を使った料理をする以上どうしても回避できない作業です。

ならばこの工程に関しては無くすことはできないので、今よりもスピーディに実行できる方法を模索すべきということになります。

逆に『8.冷蔵庫を開ける』と『10.冷蔵庫を閉める』は卵を取り出すためですが、その後の行程で醤油を取り出すために再度『20.冷蔵庫を開ける』『26.冷蔵庫を閉める』が登場します。

ここは1回の開閉で卵と醤油を同時に取り出すことで削減できる工程でした。

 

またオリーブオイルと料理箸とラップは全て別々の引き出しに収納されているのですが、それぞれの引き出しは隣り合っています。

ですから引き出しを同じタイミングで開け、オリーブオイルと料理箸とラップを取り出すようにすることで、私自身の動きに無駄が無くなりました。

単純に上体を屈めて起こしてという運動が3回から1回に減るのですから当然効率は上がります。

 

このような作業のスリム化を意識し、毎朝少しずつ改善していった結果が『作業時間50%削減』なのです。

 

皆さんも是非、日常的にやってる普通の行動を細かく分析することで効率化し、時間を捻出する快感を愉しんでみてください。