『かなり』

干支に入れてよ猫

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成人とは

どうも、坂津です。

成人式は20才の節目を祝う行事ですが、最近では1/2成人式とかいう10才でのイベントもあるそうで。

だったら別の名前を付ければ良さそうなものですが、なぜがニブンノイチ成人式なんですよね。

『○分のイチ』って付けて良いんなら、ウチの息子なんて1/20成人式なんですけど。

来年は1/10成人式だし。

 

さて、現代日本では生後20年を経過した個人に対して『成人』というカテゴリーに加わる権利を与え、それ以前に所属していた『未成年』というグループとは異なる扱い方をします。

それは基本的には禁止の解除であり、未成年に対しては施錠されていた諸々の情報を成人には解錠するという場合が多いです。

 

とは言えこの情報化社会。

未成年の折から既に、成人後に見える景色は全て視聴済みである場合がほとんどでしょう。

成人式を経たからといって世界がガラリと変わるなんてことはありません。

単に他の年とは違って派手なイベントがあるだけの、普通の経年であり普通の加齢なのです。

むしろ現在では17歳⇒18歳の方が劇的な変化です。

運転免許の取得や結婚、成年指定コンテンツの閲覧、投票などが可能となるこの年齢は、区切りとしては非常に大きなものです。

近々成人の年齢を18歳に引き下げようなんて動きもあるくらい、このタイミングでの変化は大きなものです。

 

しかし。

私は思うのです。

成人が18歳だろうが20歳だろうが、それはあまり意味の無い区切りなのではないかと。

『時間が経てば自動的に獲得できる権利』に、何の意味があるのかと。

なぜ『成人を免許制にしないのか?』と。

 

成人後のメリット、未成年時の制約をもっともっと明確に打ち出し、厳格に遵守させ、成人できるかどうかは毎年の試験で決まるようにしませんか?

例え40歳であろうとも試験をパスできなければずーっと未成年のまま。

納税などの義務は免除されるけど、行使できる権利はそれなりに少なく弱いものという世界。

逆に例え10歳だろうとも試験を通れば成人として扱われる社会。

 

これだけ個性がどうのと謳われるのであれば、成人のタイミングだって個人でバラバラでも良いと思うんですけどね。