『かなり』

干支に入れてよ猫

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ゼロの執行人を観てきた

どうも、坂津です。

妻と一緒にコナンの映画を観てきました。

巷で噂の『安室の女』現象がいかほどのモノかを見てみたいというのもありました。

※ネタバレがありますので、未視聴の方はご注意ください。

 

 

まず映画館で入場を待っている人々の行列・・・確かに成人済み女性の比率が圧倒的ッ!

もちろん子供や成人男性の姿も確認できますが、しかしそれはチラホラ程度。

この人員構成を拝見できただけでも来た価値がありました。

 

そして場内が暗くなり、スクリーンに流れる宣伝が終わり、本編が始まりました。

 

第一印象。

「勝平さぁぁんッ(;Д;)」

 

コナンの映画は毎回必ず登場人物紹介があって、高校生探偵の工藤新一が角材で殴られるシーンを何度も楽しめるのですが、その部分『セリフは毎回ほとんど同じ』なのに『毎回ちゃんと収録』しているんです。

だから・・・だから声も歳を重ねてるのがすごく分かる・・・(TωT)

 

声優さんって本当に大変ですよね。

50歳超えても高校生の声を演じ続けるとか、ホントもう。

 

さて、ストーリーの始まりはいつも通り安定の『新施設登場』

開始1分で「あぁ、今回はここが爆破されるのか」と判明する例の展開。

で、確かに予想通りソコは爆破されるのですが、思ってたよりも遥かに早い!

 

それから、安定の『博士の新発明』

「今回はコレのお陰でどうにか難を乗り越えるんだな」と思わせる例の展開。

少年探偵団の面々がその発明品の扱いに慣れていく描写があったので、きっとそーゆー絡み方をしてくるんだろーなという伏線でしょう。

 

しかし、いつも通りなのはここまででした。

 

なんだかお馴染のコナンじゃありません。

警察・・・?

検察・・・?

公安・・・?

そりゃま、安室さんを活躍させようとするなら公安が出てくるのは必須としても、あまりにも『大人向け』の展開です。

 

個人の思惑と組織の意思と力関係、それらが絡み合って織り成す模様は決してお子様には理解不可能な領域でした。

 

とは言え、その『複雑な関係性』をちゃんと自然に説明してくれているので、難解すぎて意味が分からないなんてことはありません。

 

私的な感想としては、いつものコナンは犯人を推理する気にならないのですが、今回の『ゼロの執行人』は観ているだけで自然と次の展開や犯人、その動機に至るまでを予想しながら観ることができました。

 

さて、だいたい中盤くらいで絡まった糸は解けてストーリー自体は収束していくのですが、問題は『どう解決するのか』です。

 

ここで私はハッとしました。

 

安室さんが、地球に落ちてくる人工衛星を、止める。

 

なにこの逆シャア・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

そーかそーか。

この映画の醍醐味はそーゆーコトだったのか。

 

ということを理解した後で始まる安室さんのウルトラドライビングテクニック

愛車であるRX-7が連邦の白いヤツに見えてきます。

コナンを助けるために車で体当たりするシーンとか、完全にZガンダムのあのシーン。

 

そんな感じで色々あって、事件は解決して大団円。

 

しかし。

 

私「確かに安室さんいっぱい出てきたけど、そこまででも無かったねぇ」

妻「ん~、まぁあくまでも主役はコナンだし、ゲストも出さなきゃだし」

私「その辺の配慮をした上で最大限の活躍をさせた感じかな。なるほど」

妻「本当はもっともっと安室さんが活躍してくれても良かったんだけど」

私「そう言えば『安室の女』なんて人たちからしたら物足りないかもね」

妻「求めればキリが無いからねぇ。そこは納得して現状を楽しむんだよ」

私「???なんだかラブやんも『安室の女』みたいな言い方だね(笑)」

妻「旦那に良いことを教えてやろう。私はこの映画観るの2回目なんだ」

私「マジかー(゜Д゜;)ーッ!」