『かなり』

干支に入れてよ猫

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忘れられない詩

どうも、坂津です。

ジュール・ルナールという人をご存知でしょうか。

彼はフランス人で、小説家でもあり劇作家でもあり、そして詩人でもありました。

私は彼の編んだ詩の中で、ひとつだけ絶対に忘れられないものがあります。

彼の作品のひとつ『博物誌』という短文集に収められた詩で、タイトルは『蛇』です。

この詩は世界一短い詩としても有名で、もしかしたらご存知の方も多いかも知れません。

とにかく短い。

もちろんフランス語で書かれているので、原文だとどうなのか分かりませんが、日本語訳されたその詩はなんと、わずか5音。

しかしそのたった5文字に、蛇の蛇たる全てが凝縮されているんです。

他にも『蝶』とか『蛍』とかあるんですが、とにかくこの『蛇』だけは本当にインパクトも分かりみも何もかもが卓越しているのです。

たぶん『ジュール・ルナール 蛇』とかで検索したらネタバレ情報がどっさり出てきちゃうんでしょうけど、私は敢えてここでは内容に触れません。

もしご興味があれば、是非とも。

博物誌 (新潮文庫)

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