どうも、坂津です。
テレビや雑誌などを見ていてめっちゃ美味しそうな特上のお肉料理なんかが目に入ったとき、私も妻もついつい発してしまう一言があります。
「うわ~美味しそ~食べた~い・・・一口だけ」
そう、最後にどうしても『一口だけ』と付け足してしまうのです。
なぜなら実際に食べても、あとで胃もたれとか消化不良で苦しむことになるのが明白だから。
悲しいけれど加齢による身体機能の低下から逃れる術は無く、若い頃のようにガッツリ系の美味しいものを無限に食べ続けることなど不可能なのです。
ちょっと前にも上の記事で書いたのですが『同じ3,000円を払って食べるにしても、10年前なら焼肉食べ放題が良かったけど、今は1切れ1,000円のお肉を3切れだけ食べたい』というのが実情です。
こうなってくると、とびきり美味しいものを色んな種類で一口ずつ食べたい、という願望に繋がります。
いわゆる『多品種小ロット』ってやつ。
で、同じような願望を抱いている人が多いのか、食の多品種小ロット化がめっちゃ進んでいるのがスーパーのお惣菜売場です。
ちょっと前では考えられないような『少ない包装』のお惣菜がたくさん並んでいます。
唐揚げが2個だけ入ったパックとか、コロッケが1個だけ入った袋とか。
もしかしたらコンビニのホットスナックに対抗しているだけなのかも知れないですが、とにかく色んな種類をちょっとずつ食べたい私には大変ありがたい状況です。
あ、そうか、少子高齢化でお客さんの年齢層が上がってきてるから少量包装にニーズがあるってことかな?
良く考えたらお菓子とかおつまみ系のものも少量パックが多くなってる気がします。
今後もこの動きが加速していくのなら、これから高齢者になっていく私たちには有難い話です。
健康の面から見ても、同じものをたくさん食べてお腹を満たすよりも、色んな種類の物を少しずつ食べて満腹になる方が良いという話もあります。
とは言え。
外食やお惣菜の購入ならそれも可能でしょうが、自炊するとなると話は別です。
自分で料理するのに多品種小ロットはものすごく手間です。
コスパも悪くなるでしょうし、余程の手練れでなければ困難です。
そこで、多品種小量と一括調理を両立させるのが、鍋料理や煮込み料理です。
味は同じになってしまいますが、具材の種類を増やせば中身のバラエティは無尽蔵。
最近の我が家では、冷蔵庫や冷凍庫内の食材をとにかく全部ブチ込んだ『お楽しみカレー』が大流行しています。
1年ほど前に引っ越し祝いとして義弟が贈ってくれたホットクックさん。
シャープ 自動調理 鍋 ヘルシオ ホットクック 2.4L 大容量 無水鍋 レッド KN-HT24B-R
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この子が超絶有能で、冷凍したままのお肉や離乳食の余りなど、なんでもかんでもドドンと入れてボタンを押すだけ。
そしたら後は自動的に煮込んで混ぜて完成したら保温しといてくれる優れもの。
毎回投入する食材が違うので食べる楽しみも劣化しません。
こないだ試しに入れてみたアボカドもカレーとの相性バッチリでした。
色んなものをちょっとずつ食べたいという願望と、調理は簡潔に手軽に済ませたいという願望、その二つを見事に融合させることができる自動調理鍋。
こいつぁマジで重宝するぜ。