どうも、坂津です。
スーパーやコンビニがバレンタインで埋め尽くされていますね。
毎年こんなに早かったでしたっけ?
なんだか季節の催しがどんどん前倒しになっているような気がします。
バレンタインと言えば私、その昔『ミスターバレンタイン』と呼ばれたことがあります。
さて、チョコエッグという玩具入りチョコレート菓子にドハマりしていたことがあります。
このチョコエッグは、薄いチョコが卵のように成型されており、それを割ると中から玩具入りのカプセルが出現するというものです。
んで中の玩具が『めっちゃクオリティの高いフィギュア』なんです。
そして私が特に集中してコレクションしたのが『ペット動物シリーズ1』です。
シークレット1種を含む全36種をコンプリートすべく、当時コンビニでバイトをしていたのを利用してチョコエッグを大量発注し自分で買うという日々を繰り返していました。
最初のうちはしっかりチョコも食べていたのですが、徐々に購入量と可食量にギャップが生じ始め、最終的にはチョコが余るようになってきました。
とはいえチョコを捨てるというような選択だけはあり得ません。
その昔ビックリマンチョコで、シールだけが目的でウェハース部分を捨てる輩が問題視される時代がありましたが、私はそれを聞いて子供ながらにものすごく憤ったものです。
ただ現実問題として、自分では食べきることができない量のチョコレートをどのように処理するかという課題をクリアせねばなりません。
そこで私が考えたのが『一度溶かして再成型し配布する』というものでした。
元々割れた卵のカラ状態のチョコを友人に食べてもらうこともよくあったのですが、言ってみれば『残飯処理』みたいなものなので、申し訳ない気持ちもありました。
しかし再成型されたチョコならばある意味『手作りチョコ』という『完成品』です。
これなら相手に失礼でも無いし、特に親しいわけでもない知り合いにも配布することができます。
チョコ処理に希望が湧いてきました。
それからしばらく、私は隙あらば誰にでも「甘い物好き?チョコ要らない?」と声を掛けるようになっていました。
まさかそれが原因で『ミスターバレンタイン』なんて変なあだ名をつけられることになるなんて思ってもいませんでしたが。
確か季節はまだ普通に暑い頃で、汗をかきつつ半袖を着ていたと思います。
そんな時期に手作りチョコを配り歩く・・・今考えると意味不明すぎて怖いですね。
発泡スチロール製の蓋付き
でもその甲斐あって1カケラのチョコをも無駄にすること無く、念願の全種コンプリートを果たすことができました。
今となっては良い思い出です。