どうも、坂津です。
新しい聖闘士星矢で
私も『そりゃねーべ』と憤慨する派です。
原作からかけ離れたリメイクはいつだって袋叩きの標的ですが、さすがに『登場人物の性別変更』は、ちょっとやり過ぎ感がありますね。
『主要メンバーが全員男性というのが時代に合わない』という脚本担当の主義主張で行われた改変らしいのですが、いかにも『後付けの言い訳』っぽいです。
それが理由なら、追加メンバーで新キャラの女性を加えるも良し、沙織さんの活躍シーンを加筆するも良しなハズです。
そもそもそんな理由で性別改変が行われるのであれば、多くの作品で同様の『女性化』を行わねばならなくなります。
例えば、この時期になると目にする機会の多い『忠臣蔵』とかね。
あれだけ大がかりな作戦に女性が活躍しないのはオカシイ、とか言ってさ。
そしたら堀部安兵衛あたりを女性化して『喧嘩ッ早いけど面倒見の良い姐御キャラにしようぜ』なんてことになっちゃいますよね。
あれ?
いや、ソレ、すんなり受け入れられるぞ?
時代考証とかその辺は置いといて、赤穂浪士の中に女性が居ても、それはそれで美味しいな。
てゆーか、よく考えたら『新撰組の沖田総司が女性』とか『織田信長が女性』とか、そーゆー作品って身の周りにいっぱいありますよね。
こーゆーのは『違和感は覚えるもののイフとして受け入れられる』んですよね。
それなのに聖闘士星矢だと拒絶反応が出ちゃう。
なぜでしょか?
いや待て待て。
逆に『
そこまでやったらもう『完全なるイフ』というか『別作品』として受容できる気がします。
なるほどそうか。
分かりました。
『瞬だけ女性化』みたいな中途半端なことをするから『原作と違う点』が目立ってしまうのでしょうね。
サンタクロースがいつもの赤い衣装に身を包んでいるのに、帽子だけ黒かったらめっちゃ違和感ありますよね。
ですけど、いっそのこと全身が黒かったら逆に『そーゆーもの』として受け入れられるやつですよ。
ともあれ、何をどんな風にイジられようが、最終的にはそれそれとして受け入れちゃうのが日本人の国民性です。
いつの間にか『まぁ瞬が女性ってのもアリっちゃアリだな』的な空気になるんでしょうけどね。