『かなり』

干支に入れてよ猫

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ヘルシオのホットクックがすげぇ。

どうも、坂津です。

新居への引っ越しと出産のお祝いとして、義弟おとうとが『ホットクック』という良さげなものをくれました。 

妻が諸手を挙げて拍手喝采しつつ大歓喜していたので、相当に嬉しいプレゼントなのだろうということは察しつつ、しかし実際のところ私はこれがどういうものなのか知らずにいました。

 

妻「本当に良いものを貰ったぜさすが我が弟」

私「結局ホットクックって靴を温める器具?」

妻「全く違うんだけど逆にその発想に驚くわ」

私「『ホット=温かい』で『クック=靴』?」

妻「じゃあカレークックはカレー味の靴かよ」

 

こんな具合で、素敵家電の価値を全く理解できない私。

業を煮やした妻が、提案をしてくれました。

 

妻「いま冷蔵庫にスペアリブが入っています」

私「ほほう。美味しく調理してくれたまえよ」

妻「いいや、それをするのは旦那のお仕事だ」

私「おいおい正気か?材料が無駄になるぜ?」

 

自信満々で自信の無い私に対し、妻は冊子を手渡しました。

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受け取ると、それはホットクックに添付されていた調理例でした。

授業中の教師と生徒よろしく、妻から19ページを開くように指示された私は素直にそれに従います。

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そこには『スペアリブの煮こみ』の調理法が記載されていました。

 

私「ん?これだけ?材料しか載ってないよ?」

妻「騙されたと思ってその材料を投入してみ」

 

腑に落ちない私でしたが、妻の小悪魔的な笑みが可愛過ぎたので素直に従います。

 

まずはタマネギを用意します。

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『薄切り』と書いてあるだけで、何mm幅なのかを明記していないのが不親切だと思いながら、私が思う厚みにスライスしていきます。

これは個人が持つ『薄切り』という概念の正否が問われる重大なミッションなのでしょう。

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これが私の薄切りです。

さぁ、切ったタマネギをホットクックの中に入れましょう。

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調理らしい作業はこのタマネギスライスだけです。

次はお肉を投入。

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んでバルサミコ酢

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ケチャップ。

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醤油。

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次にハチミツ・・・。

ハチミツって、美味しいんですけどめっちゃ扱いづらいですよね。

いつまでも無限に糸を引くし、使い切る前にカッチカチになるし。

と思っていたら、今はものすごく便利なのを売っているんですね。

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使い切りのハチミツですって。

なんて親切な。 

サクラ印 純粋ハチミツ ミニハネー (15g×10本)×3個

サクラ印 純粋ハチミツ ミニハネー (15g×10本)×3個

 

最後にショウガをちょっぴり入れます。

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これで必要な材料は全て入りました。

ここまでの所要時間は5分くらいです。

タマネギを切るのが早い人ならもっと短いことでしょう。

お肉の上にちょこんと乗ったショウガに別れを告げて蓋を閉めます。

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さようなら。

そして教科書の通りに操作ボタンを押したら調理スタート。

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もう私がやることはありません。

いや、使ったまな板と包丁を洗うくらいはしますけどね。

 

さて、待つこと90分。

ホットクックさんが調理終了を告げる電子音を響かせます。

本当に出来てるのか半信半疑な私。

いざ、開蓋。

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ん?

なんだか予想以上に水気たっぷり!?

もしやタマネギを入れ過ぎちゃったのか・・・。

とりあえず味見をしなければと思い、お肉をひとつ取り出します。

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おお?

何か良い感じっぽい。

 

私「骨が!するんと外れる!お肉柔らかい!」

妻「ホットクックさん良い仕事するでしょ?」

私「しかも美味いぞ!なんだこれ美味いィ!」

妻「凄さが分かって頂けましたでしょうか?」

 

本当に、驚くほど簡単な行程で『ものすごい手間ひま掛けて作ったぽい料理』が出来ちゃう。

こんなの覚えたらもう自分でコンロでコトコトなんてやってらんない。

ホットクックさんは人をダメにする悪魔の調理器具でした。

 

さて、スペアリブがあまりにも美味しく出来たので、そのまま食べるだけでは勿体無いと思い、ベランダランチを開催しました。

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日焼けするほどの日差しに苦笑いしつつ、妻と二人でベランダごはん。

お酒が飲めないので麦茶ですが、見栄えはそこそこの素敵ランチ。

最高調理家電ホットクックをくれた義弟に心から感謝しつつ堪能しました。