どうも、坂津です。
新居のインテリアを揃えるにあたり、ネットショップで購入したものも多々あります。
実際の品物を直接見て買うわけでは無いので少々の不安はつきもの・・・なんて時代は遠の昔に過ぎ去っており、今は懇切丁寧な説明と、様々な角度から撮影した商品写真が掲載されているので安心して購入することができます。
そんな買い物ですが、ネットでもリアルでも『不良品』というアクシデントは付き物です。
この世は諸行無常ですから物品はいつだって壊れる可能性を秘めているのです。
ですから『購入した商品が壊れているという事実』について、私は特に何も言いません。
大切なのはそれを報告したときの、お店側の対応なのです。
実際のお店に不良品を持参して報告する場合、報告を受けたスタッフさん側も直接その不良品を確認することができるので、割と話がスムーズに進みます。
しかしネットの場合はなかなか難しいもので。
『不良部分の写真をメールして』とか『元の状態に梱包し直して返送して』とか言われたりすることもあります。
お客さんの手元にある商品の不備不良が、販売店側に責任のあるものなのかどうかを確認しなければ、なかなか対応が難しいというのも充分に理解できます。
さて、今回はネットで購入した物が不良品だったとき、対応の差で随分と印象が変わるなぁという体験談です。
結論から言えば、リビング用とダイニング用の照明を別々のショップから購入し、その両者共に商品不良がありました。
私の運が悪いと言えばそれまでですが、アクシデント遭遇体質は昔からなので慣れっこです。
その両ショップの対応が、天と地ほどに差があったのです。
まずはこちらの画像をご覧ください。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、電球です。
ソケットに捻じ込む銀色の部分がガラスから外れてしまっています。
中が真空になっている普通の電球だったらガラス部分が割れて大変な惨事になっていたことでしょうが、コレはLED球なので大丈夫。
銀色の部分とガラス部分を繋いでいた接着剤が劣化していたようです。
さすがにこの状態の物を直せるスキルも知識も持ち合わせてはおりません。
新居のダイニングを照らすハズだった照明がこんな有様に。
電球の無いソケットだけが虚しく垂れ下がっています。
坂津「先日電球を購入した者なのですが」
お店「毎度ご利用ありがとうございます」
坂津「銀色の部分が取れてしまいまして」
お店「それは大変申し訳ございません!」
お店「お怪我などはございませんかっ?」
お店「すぐに代品をお送りいたします!」
秒速の神対応でした。
私としては逆に肩透かしを食らったような感じさえしました。
不具合部分の写真を送れとか不良品を返送しろとか言われると思ったのです。
それがまず始めに「お怪我はありませんか?」という気遣いから始まり、注文内容を確認したら即座に代品を出荷して翌日着での手配をしてくれました。
不良品を送ることも不要だそうで。
こんなに手際が良いと逆に「あれ?頻繁にある不良なのかな?」なんて邪推しちゃいますが、そこはそれとして対応が良かったのは本当です。
翌日にはきちんと良品が届き、無事に素敵なダイニングになりました。
こちらのお店は是非ともまた利用させて頂こうと思いました。
さて、次です。
今度はリビングを照らす灯りにも不具合発見です。
さっきのダイニングよりも設置方法が複雑であるにも関わらず、取り付けに関する説明書が無いのでちょっと苦労しましたが、どうにか吊下げることができました。
妻と二人で「良いね」「素晴らしね」とはしゃいだ次の瞬間、明りがひとつ灯っていないことに気が付きました。
これね。
こーゆーときはまず、別の場所で点灯している電球と点いていない電球を交換してみるところから始めます。
電球が悪いのか本体が悪いのかを確かめるためです。
で、その結果、電球は無実であり本体のこの場所が不良の根源であることが判明しました。
しかしそれ以上の追及も修復もできず、私はまた販売店に電話をすることになったのです。
ですが土曜日の電話応対はしていないらしく繋がりません。
とりあえず現状を説明し、交換を希望する旨のメールを送っておきます。
せっかく取り付けた照明ですが、取り外して送られてきたときのように梱包し直します。
で、月曜日。
「点灯しなかった部分の接写画像を送ってください」
こんなメールが返ってきました。
不良部分のソケットの中身までは撮影していません。
さらに製品は天井から取り外して段ボールで梱包してしまっています。
もっと言えば六ヶ所あるソケットのうち、どこが不良だったのか、今となってはもう分かりません。
とは言えもう一度開封して天上に取り付けて確認するのは、正直イヤです。
「申し訳ありませんが取り外して梱包してしまったため画像は用意できません」
というメールを返しました。
それっきり。
返事が。
ありません。
こちらが返品を希望しているならまだしも、交換希望なんですよ。
私はただ6つの明りでリビングを照らしたいだけなんです。
翌日。
「お返事が無いようですが」
「交換が難しければ返品を希望したいのですが」
と付け加えて同じメールを再送しました。
それでようやく「代品を送ります。その中に返送用の送り状が入っているので、不良品を送り返してください」という旨の返信がありました。
まぁ最終的に対応してくださったので別に文句はありませんけども、ただ私としては『同じような商品不良に同時に遭遇し、問い合わせをしたときのそれぞれの販売店の対応』ということになりますから、どうしても比較してしまいますよね。
人のフリ見て我がフリ直せ。
良い経験ができたと思います。