どうも、坂津です。
いつの頃からかそれが当たり前になっていて、特にそれを不思議には思わない。
少しだけ感じる不便さや不満も、それを我慢すると表現するほど大層なものではない。
そう思っていました。
爪を切ったあと、必ずこうなるんですよ、私。
薄ぅ~く、爪の表面が剥がれてしまうんです。
この状態になって、その破片を除去するまでが私の爪切りなのです。
こーゆーの『二枚爪』って言うらしいですね。
さて、この『二枚爪』ですが、爪切りの直後に発生すれば問題無いんですけど、数時間後、もしくは翌日とかに起きるんですよね。
しかも無自覚に。
で、特に気付かないまま剥がれて取れてしまえば良いんですが、往々にして『痛みを伴う気付き方』になるんです。
例えば洗髪中に頭皮を傷つけたり、背中が痒くて掻いたら切り傷になったり。
自分だけならまだしも、妻と戯れているときに「痛ッ!」と言われたり。
でも『二枚爪』は体質だったり老化だったりで、抗いようの無い自然現象なんだと思っていました。
冒頭でも言いましたが、それが当たり前になっていたので。
しかし。
私たちの『当たり前』はいとも簡単に、ほんの小さなキッカケで崩れ去ることがあります。
ふとした思い付きで、つめきりを新調したのです。
なんだかものすごく高級感のあるパッケージ。
背面にはこれがどのくらい逸品なのかを所狭しな文章量で説明しています。
でもそんなに高くない。
今まで私が使っていたつめきりとの違いは、最初のカットで充分に実感できました。
なんと表現すれば伝わるのか非常に難しいのですが、イメージを擬音で表してみようと思います。
爪を切るとき
1.柄の部分を押して刃先が爪に当たり
2.刃が爪の表面に食い込み
3.爪が切れて上下の刃がぶつかって音が鳴る
あの刹那に、これだけの音が詰まっていると思ってください。
■今までのつめきり
ギシィ・・・
ガッ・・・
バチンッ
■匠の技
スッ・・・
サクッ・・・
カッ
伝わりますでしょうか?
爪を切るという行為が、つめきりの性能だけでこんなにも激変するとは思ってもみませんでした。
そしていつもの『二枚爪』が、まさかつめきりを変えることで解消されるとも思っていませんでした。
やっぱ良い物は良いんだなぁ。