どうも、坂津です。
新居を購入するための、正式な契約が終わりました。
買うよって話が出てから3週間という高速締結です。
↑の記事でもちょっと書きましたが、契約の時にめっちゃ長時間の説明がありました。
事前に「二時間くらいかかります」と言われていましたが、蓋を開けてみればたっぷり三時間でした。
しかし、全然眠くなりませんでしたし、退屈もしませんでした。
見聞きする全てが新鮮で、非常に面白いものでした。
「マンションの購入ってこーゆー仕組みなのかー」という目からウロコの連続で、とてもとても有意義な三時間だったのです。
契約に必要なこと以外の色んな雑談を交えてくれる方が担当してくださったということもあるのですが、不動産業界の機微なんかも教えてもらいました。
その中でも、私は「はぁ~ん、なるほどね!」と思ったのがコレなのです。
『マンションは 買うなら今だ 売りはまだ』
どうやら現在、東京2020に向けてゼネコンの方々が大忙しなのだそうです。
道路とかその辺の整備段階がひと段落し、そろそろ箱モノ(ビルやホテルなどの建築物)の建造が本格化していくんだとか。
そうすると当然、資材や人手がそっちに多く取られちゃいますよね。
オリンピックの期日は決まっているので、何が何でも間に合わせなきゃなりません。
相場より高い人件費や材料費を払ってでもかき集めるようになるんだとか。
そしたら全国的に新築マンションの原価が上がりますよね。
なので、新築物件を買うなら今建設中のものがオススメなんですって。
つまり原価が高騰するより前の物件が、相対的に見てお買い得になると言うわけです。
遅くとも今年中に竣工予定の物件が滑り込みセーフなんだそうです。
そしてその後。
高騰どころではなく、人も資材も集まらなくて『新築ができない』という状況も訪れることが予測されています。
そうなると不動産屋さんとしては、売る物が確保できないということになっちゃいます。
だからこんなこぞって『中古マンションの確保』に走るというわけです。
つまり色んな不動産屋さんが「あなたのマンション高く買います」と言い始めるんです。
ひょっとしたら今もうすでに、マンションにお住まいの方のポストには『物件の査定だけでもさせてください』みたいなビラが入っていたりしませんか?
もうちょっとしたらそーゆー動きが激化して、今よりもっと高く売れるようになるかも。
こういう業界にお勤めの方には当たり前のことなのでしょうが、とくに今までこの手の情報に触れてこなかった私と妻にしてみればすごく興味深い話でした。
他にも色々と面白いお話を聞いたのですが、それはまた次の機会に。