どうも、坂津です。
2021年5月14日、とうとう我らが岡山県にも緊急事態宣言が出ましたね。
ってか、全国に緊急事態宣言が出てた去年と比べて現状の方が感染者数が多い気がするんだけどな?
調べるのが面倒なんで感覚的なこと言うけど、全国に緊急事態宣言を発令した段階の状況と、いま現在の状況を比較したら、たぶん今の方が深刻な気がするよ。
なんでエリアを絞って緊急事態宣言するんだろう?
なんで全国にしないんだろう?
そもそも政府が緊急事態宣言を布告したら、一体何が変わるんだろう?
そりゃちょっとはお出掛けを自粛しようとかって気持ちにはなるけども、実際に出歩いたって何の罰則も無いし、市境県境を跨いで移動したって逮捕もされない。
本当の本当に緊急事態なんだったら、もっと強硬な手段を強行しても構わないと思う。
よくあるゾンビ映画みたいな『噛まれたら絶対感染』『感染したら絶対発症』『発症したら絶対助からない』『発症したら非感染者を襲う』なんて状況だったら、迷わず移動禁止とかエリア封鎖とかするよね。
それと比較する方がオカシイってんなら、じゃあ現状がどの程度の危険値なの?
ゾンビ映画の世界と比べたら、日本における現状の新型コロナウィルスの状況はどのくらいのピンチなの?
そうか、そうだ。
この状況を受け入れるための『単位』が無いんだ。
我々は個人の感覚とは別に、万人に共通の『数値』を用いて意思疎通を図ります。
その『数値』には、それぞれの状況によって相応しい『単位』が当てられます。
めっちゃ大きい魚を釣ったよって言っても、それは何センチ?ってことになりますよね。
すごい苦労して減量したよって言っても、じゃあ何キロ落としたの?ってなるじゃないですか。
それと同じ。
緊急事態宣言も、その緊急度合いが分かりやすい『単位』を決めましょうよ。
例えば『ピンチ』とか。
急な腹痛で慌ててトイレに駆け込んでギリギリ漏らさずに済んだけど紙が無い状況を1ピンチとするなら、いまは何ピンチなの?
単位元が小さすぎて1,000,000ピンチとかになっちゃって余計に実感しにくいんだったら、次の単位も考えましょう。
例えば1,000ピンチを1エマージェンシーと呼ぶことにしましょうか。
1エマージェンシーは、ブレーキが間に合わず前の車に衝突してしまったら、前の車が黒塗りの高級車で中から屈強黒服メンがゾロゾロ降りてきたぐらいの緊急度でしょうかね。
んで1,000エマージェンシーは1ヘヴンとかどうですか?
1ヘヴンは、軽い頭痛と共に目が覚めたけど、目を開けてるハズなのに真っ暗で何も見えず、体を動かそうにも何かに固定されているようで動けず、ようやく闇に眼が慣れてきて首だけ動かして周囲を見るとどうやら人間大の箱の中であることが分かって、どうしてこうなったのか記憶を辿ろうとしてるうちに何だかとても熱いことに気が付いて、急に明るくなったと思ったら足元から炎が上がってきた状況くらいの緊急度ですかね。
んで、現状の日本って、何ヘヴンなの?