『かなり』

干支に入れてよ猫

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自分に適当な評価を

どうも、坂津です。

ダニング=クルーガー効果』ってご存知ですか?

簡単に言うと『無知な人ほど自己を過大評価する』そして『見識を広めるにつれ自己評価が下がる』という現象のこと。

井の中の蛙大海を知らずってやつです。

シェイクスピアは言いました。

A fool thinks himself to be wise, but a wise man knows himself to be a fool.

(愚者は己が賢いと考えるが、賢者は己が愚かなことを知っている。)

中学2年生がなぜか溺れる不思議な万能感とかも、これに起因しているのかも知れません。

で、逆も然り。

知識が増え見識が広がり自分が把握できる世界が広くなってくると、自分自身と比較できてしまう対象がぐっと増えます。

そうなると相対的に自己評価が下がっていくのは当然。

なのですが。

 

自己肯定感の低い人、もしかして『不要な比較』をしていませんか?

 

人間が走る速度をチーターと競う必要はありませんし、趣味でやってる技術をプロと比べる必要もありません。

あまりにも能力やスキルに差がありすぎる対象の隣に自分を置けば、見劣りするのは当然です。

しかし本当にそれは並べて置くべき相手なのでしょうか?

よーく考えてみてください。

世の中には自分よりすごい人がいっぱい居る。

そりゃそーでしょう。

でも、いっぱいいるその人たちと自分を、わざわざ比べる必要なんて無いんです。

もっと枠を縮めて競争の規模を小さくしましょう。

そうして少しずつ自分の価値を高めるのです。

 

もちろん、不必要に相手を貶めて俺TUEEEEE俺SUGEEEEする必要はありません。

自分で自分のことを認めてあげられる程度の規模でやりましょう。

何事も程々が大事です。

自分を過大評価し過ぎても痛々しいし、過小評価し過ぎても痛々しいのです。