どうも、坂津です。
今朝、和室に置いてあるジャングルジムに息子が掛かりました。
隙間に頭が挟まって抜けなくなっていたのです。
私が台所に立って1分くらいの間ですから、どんだけ無駄に行動力あるんだよって話です。
人の頭部というのは思いのほか丸じゃないんですよね。
その隙間も、頭を横にすれば通れる(実際に息子は横にして通ったんだと思う)けど、縦にすると通れない幅なのです。
電車のおもちゃをドッキングしたいとか、台紙からシールを剥がしたいとか、自分がやりたいと思った行動がうまくできないとき、息子はアラートを鳴らします。
最初はその警報だと思っていたのです。
欲しい絵本が取り出せないとか、音が鳴るおもちゃの電源が入っていないので押しても鳴らないとか、そんなことだろうと。
でもすぐにその警報は強く大きくなり、なんだかいつもと様子が違うことに気が付いたのです。
私が和室に行くと、息子はすでに涙目でした。
進むことも退くこともできない状態で、ジャングルジムに捕獲されていました。
私はジャングルジムの隙間から手を差し込んで息子の体を持ち上げ、脱出の手引をしました。
特に苦労も無く危機を脱した息子は、すぐに笑顔に戻って遊び始めました。
さて、今回は事無きを得ましたが、もしあの状況で例えば30分も放置していたとしたら・・・?
背を曲げて頭を低くした姿勢を維持できず頭部の重みでジャングルジムの横棒に首が押し付けられ気道が圧迫され、命の危険があったかも知れません。
最近、息子の成長が著し過ぎて、ちょっとくらい目を離しても大丈夫だろうという油断がありました。
しかし今回のことで、やはりまだ息子は幼児であり、ほんの些細なことで生命の危機に瀕してしまうのだと再認識できました。
私は反省し、懲りずにジャングルジムで遊び続ける息子を見守りました。
そして息子は私に見守られながら、また頭部をジャングルジムに突っ込んで抜けなくなりました。
経験から学んで反省するという能力は、何歳くらいから身に付くのだろうか。