『かなり』

干支に入れてよ猫

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考えれば考えるほど厄介な病気

どうも、坂津です。

新型肺炎ウィルスが猛威を振るっており、会社からマスク着用励行の号令が掛かりました。

我らが岡山県には桃太郎空港という中国直通のラインがあり、年間約35,000人ほどの中国人観光客が訪日しています。

中国以外での死亡例はまだ無いものの、人から人への感染が認められたからには全力で用心するしかありません。

なのでこれからしばらくの寒い期間は、息子をショッピングモールなどの人だかりに連れていくのを控えようと思います。

 

さて、新型ウィルスがなぜ恐れられているのか。

それは感染経路や発生源が定かでないことと、ワクチンや特効薬が無いからです。

つまり『明確な予防策が不明』であることと、罹患した後の『明確な治療法が不明』であることが恐ろしいのです。

防げないし、治し方が分からないんですから、そりゃ怖いですよね。

そう、防げない治せないものは怖いのです。

要するに『中2病も怖い』のです。

 

中2病は本当に危険な奇病であり難病です。

発症の原因も感染経路も何もかもが謎です。

そして明確な治療法も確立されていません。

更に厄介なのは自覚症状が無いということ。

三者にしか中2病なのか診断できません。

 

そしてその第三者には、中2病から立ち直った未来の自分も含まれるという事実。

 

誤解を恐れずに言うのならば、ここが中2病の最も恐ろしい部分かもしれません。

罹患して症状が発現している状態は、本人には全く痛みなどの自覚はありません。

むしろ痛い思いをしているのは周囲で患者の症状を目の当たりにする近親者です。

そして時を経て中2病が完治したとき、その痛みが急に元患者に牙を剥くのです。

つまり中2病は患っているときは無痛なのに治ってからが激痛という病なのです。

 

怖くないですか?

 

痛くないのを望むなら治ってはいけないという奇特な病気。

さらに患っている期間が長ければ長いほど治ってからの痛みが激しいという特徴も。

もう対応策は『一生治さず中2病と上手に付き合い続ける』しか無いんです。

もし特効薬が発明されたとしても、私はそれを服用しようとは思いません。

予防薬が開発されたのならば、間違いなく息子に飲ませます。

 

そう、中2病は、一度かかってしまったが最後、治さない方が幸せな病気なのです。