『かなり』

干支に入れてよ猫

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そんな聞く?

どうも、坂津です。

病院で診察を受けた結果、インフルエンザではありませんでした。

ひとまず安心はしたものの、喉の痛みが消えるわけではありません。

大人しく処方された薬を飲んでゆっくりするのが定石です。

 

さて、喉が腫れに腫れると当然ながら声も枯れます。

ていうか声が出ない。

なので病院の問診でも先生に「声すごいね(笑)」と苦笑されました。

その後の会話は気を遣ってくれ、首を縦に振るか横に振るかで答えられるように進行してくれました。

正直、しゃべるだけでも喉に痛みが走るので非常に助かりました。

 

で。

 

処方箋を持って薬局に行きました。

そこで薬剤師の先生からも「だいぶ喉に来てる声ですね(笑)」と言われました。

そして「こういうときはできるだけ喋らず静かにしていてください」とも言われました。

短く「はい」とだけ答えた私に、薬剤師の先生は更に続けました。

 

薬「で、症状はいつからですか?」

私「悪化したのは昨夜からですね」

薬「熱は測られたんでしょうか?」

私「はい。平熱と変わりませんね」

薬「今までお薬でアレルギーは?」

私「特にありません。大丈夫です」

薬「ご家族でインフルエンザは?」

私「今のところ感染者は居ません」

 

なるべく喋るなと言っておきながら、随分とキャッチボールを続けるものだな。

 

薬「仕事始めはいつからですか?」

私「今日からですが早退しました」

薬「お薬手帳って持ってますか?」

私「機種変でアプリが消えました」

 

そろそろ喉が限界です。

長州力みたいな声になってます。

それでも先生は会話を止めません。

喀血でもすれば良かったのでしょうか。

ともかく、やっと解放されて薬を手に入れたのは病院に行ってから1時間30分も経った頃でした。

やたらたくさん処方された錠剤の数々を見ながら、これ、飲み込むときも痛いんだろうなぁと気を滅入らせている私です。

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