どうも、坂津です。
『おぎゃっと21』という催しに行ってきました。
新生児、乳幼児、妊婦さん向けのさまざまな情報やサービスが一堂に会するイベントでした。
乳幼児歯科衛生から保育、学資保険、知育玩具、離乳食相談や身体測定など、ありとあらゆる分野のブースが設営されていました。
1~2歩進むごとに呼び込み的な勧誘を受け、半ば強引にブースに引き込まれて説明を聞くのを何度か繰り返したときのこと。
とても興味深い話を聞かせて頂きました。
『赤ちゃんは、我々大人が感じる2秒を、30秒ぐらいに感じている』らしいのです。
それぐらい体感時間がめまぐるしく早い時期だから、短時間しかじっとしていられなかったりするんだそうで。
我々の15倍の早さで時間が流れてるんだから、そりゃ大人しくしてる時間が短いのは仕方ないことですよね。
例えば授乳時に少し空腹が満たされてきたら遊び飲みし始めたり、絵本を読み聞かせてるのによそ見をし始めたり、そーゆーとき『なんて集中力の無い子だろう』なんて思わないで欲しいのです。
仮に2分しか大人しくしていなかったとしても、子供にとっては30分が経過しているのです。
5分なら1時間15分。
大人だって1時間も同じことを継続してたら飽きてしまいますもんね。
という話をふむふむと聞いていて、ふと思ったことがあります。
年を取るとだんだん1年が短く感じられるようになります。
今だって、もう2019年が半分終わろうとしてるのが信じられない気持ちです。
これってつまり、赤ちゃんのときに15倍速で流れていた時間が、加齢と共に等倍に近づいてきているってことなのかもしれません。
生まれつき精神にオプションとして装備されたアクセラレーターが経年劣化で徐々にその機能を失っていくのだと考えると、なんだか全ての辻褄が合う気がしてきます。
これから息子に話し掛けるときはなるべく早口で、ひとつの話題について手短にし、すぐ次の話題に変えようと決意した私なのでした。