『かなり』

干支に入れてよ猫

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サイレンサー装備の乳児

どうも、坂津です。

息子の声が徐々にボリュームを上げ始めています。

つい2~3カ月前までは本気で泣いていても可愛いものでした。

しかし今はずいぶんと大きな声を出せるようになり、そろそろご近所さんへの配慮も必要になってくる音量です。

大声を出すときは2パターン。

ギャン泣きしてるか、テンションが上がって叫んでるかのどちらかです。

なので妻も私も、息子のボリュームが上がりそうになると唇に人差し指を当てて「しぃ~」と言うようにしました。

最初は何の効果も無く、わーわー泣いたりキャーキャー騒いだりしていた息子ですが、最近になって変化が出てきました。

なんと、自らの唇をサイレンサー代りにして消音効果を発揮し始めたのです。

 

詳しく説明すると、上唇と下唇をキュッと結んだ状態で突き出し「ちゅ~」の表情にしたのち口腔内から息を吹き出し「ぶぶぶるるぅるぅぶぶぶ・・・」と発音するのです。

霧状の唾が散布されてしまいますが、それは我が家の問題です。

大きな声はお隣まで響いてしまいますが、唾は自分たちが拭けば良いだけですから。

 

なので最近の息子は気に入らないことがあって泣くときも「え゛ぇ~ぶぶぶぅぅ~」と発声します。

顔を真っ赤にして口を尖らせる様子はさながら茹でダコを連想させる画です。

 

例えば床に寝かせているとき、息子は寝返りらずにはいられないようで、一瞬にしてうつ伏せ状態になり、腕を立てて上半身を起こします。

最初はゴキゲンなのですが、そのままの姿勢をずっとキープするのはしんどいらしく、しばらくすると不機嫌になってきます。

自分で仰向けに転がってくれればいいのですが、なかなか上手にコロンといかないようで。

不機嫌を通り越すと泣き顔になってきます。

そして、これまでだと「え゛ぇぁああああ~~~~!!!!」となっていた場面で、最近はサイレンサーが発動するのです。

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本人は必死なのですが、あまりにもブサカワ過ぎて妻も私も大爆笑。

申し訳無いと思いつつカメラを向けてしまいます。

しかし息子は芸達者。

被写体のプロとしての意識が先に立つのでニッコリと笑います。

さっきまでブブブブ言ってたのが嘘のように笑顔になるのです。

でも私たちが撮って残したい画はブサカワのブブブ顔なのです。

ここからは両親VS子の撮るか撮られるかの闘いになるのです。

 

ともあれ、息子が消音機能を活用してくれるお陰で我が家は今日も平和なのです。