『かなり』

干支に入れてよ猫

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初節句らしい

どうも、坂津です。

よく考えたら今年の子供の日は息子の初節句です。

私の両親、つまり息子の爺婆に「どんな兜が良い?鯉のぼりはどうする?」と尋ねられて気が付きました。

とは言え我が家はマンションです。

1年のほとんどを収納に費やす節句飾りにそこまでスペースを割くのも考え物なのです。

リバーシブルとかコンバーチブルになっていて、通常はリビングのインテリアとして活躍できるようなものでもあれば最高なのですが・・・。

しかし爺さん婆さんからしてみれば、孫の為に節句飾りを用意するのは義務を通り越して使命、いやもう快楽と言っても差し支えないような衝動です。

「要らないよ」などと言おうものならどれだけ悲壮感を漂わせることか。

ここは坂津家の長男として、甘んじて好意を受け入れるべきでしょう。

次の休日に人形専門店へ同伴することになりました。

 

さて、しかし当日になって初めて売場で様々な節句飾りたちを目にすれば私も妻もきっと迷ってしまうことでしょう。

きらびやかで豪奢ごうしゃなラインナップに目と心を奪われてしまったら分不相応な鎧とかに手を出してしまう危険性があります。

そしてリビングに鎮座する等身大の戦国武者甲冑を前に、後悔の念に押しつぶされながら途方に暮れてしまう未来が見えます。

ですのでそうならないためにも、まずはネットで事前に情報検索です。

今のご時世ですから、マンション用にコンパクトなものや収納しやすいものも揃っているハズ。

と思って調べてみたら、商品名に【コンパクト】とか【収納】とか冠しているアイテムがズラッと出てきました。

なんだ、みんな考えることは同じなんですね。

 

ということはつまり、我々が考えるべきはそう。

『どの武将のにするか』なのです。

昨今の歴史ブーム、戦国ブームの影響なのか、ものすごく色んな武将のデザインが揃っていました。

 

妻「旦那の好きな武将は誰かいな?」

私「阿弖流為アテルイですがダメですかね?」

妻「ダメじゃないが戦国時代でよろ」

私「好きな、というか理想の武将で」

妻「この子の将来への願いだからね」

私「実直で真っ直ぐに育って欲しい」

妻「ふむふむ。じゃあそういう武将」

私「佐竹義重でいこうと思うのだが」

 

が、しかし。

佐竹義重公タイプの節句飾りは見当たらず。

こーゆーのって欲しいやつをオーダーメイドするのが一般的なんですかね?

やっぱり既製品はメジャー武将だらけ。

大河や映画など何らかのメディアにおいて個でフィーチャーされていない武将は特注するしかなさそうです。

ですがもう4月。

これから発注しても間に合うハズがありません。

さて・・・どうしたものか。

とりあえず現地で悩むことになりそうです。