どうも、坂津です。
いや、特に意味は無いんですけど『池の水ぜんぶ抜く』という言葉のパワーというかリズムというか、何かよく分かりませんが好きなんですよね。
『2音+の+2音』+『ぜんぶ+2音』という構成に、その力強さと小気味良さの秘密があるんじゃないかと思ってやってみたんです。
そしたら思ってたよりも良いカンジにハマった気がします。
こんなのもめっちゃ語呂が良いですね。
この方式でいけばインパクトのあるキャッチコピーが無限に作れるんじゃないでしょうか。
『棚のガムぜんぶ買う』
『風呂のカビぜんぶ削ぐ』
『俺の部下ぜんぶクズ』
『君のコトぜんぶ好き』
『右の指ぜんぶ折る』
『風の谷ぜんぶ焼く』
『敵の基地ぜんぶ撃つ』
『鬼の島ぜんぶ狩る』
○○の○○ぜんぶ○○という法則さえ守っていれば大丈夫。
俳句の五七五と同じですね。
音の数を守っていれば耳触りの良い仕上がりになるのです。
ただし『字余り』とか『字足らず』とか『自由律』とかの手法は使えません。
そこは俳句と違うところですね。
これ、最後の2音が守られていないので、全体的に残念な仕上がりになっています。
単なる言葉遊びではありますが、遊びの中にもルールはあります。
最低限『音の数』は守りましょう。
そして出来ることなら、なるべく母音をオリジナルに近付けるのが望ましいですね。
例えばオリジナルは『池の水』ですから『家の椅子』とか『ヒレの肉』とか。
『抜く』は『売る』でも『靴』でも韻を踏むことができます。
ただこればっかりはこだわり過ぎると自由度が無くなってしまい作品の幅が狭くなるので、心掛け程度で構わないと思います。
さぁこれでご理解いただけたと思います。
みなさんも日常的に○○の○○ぜんぶ○○を使いこなしましょう。
ここの記事ぜんぶ無駄。