『かなり』

干支に入れてよ猫

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寒くて汗だく

どうも、坂津です。

急に寒くなりましたね。

それなのに汗だくになった話です。

 

あまりにも寒いとパッチ(なんて呼ぶと昭和臭がすごいですが)を履こうか迷います。

ただ基本的に屋内の事務所勤務な私は常に暖かな環境に居ます。

寒いのは家から出て駐車場の車に乗り込み、車内の暖房が効き始めるまでの10分くらいなのです。

それなのにそのごく短時間の寒さに耐えきれずパッチを履いた日は、1日中ずっと暑苦しい思いをすることになります。

朝の寒さと日中の暑苦しさ、どちらを取るべきかなど、少し考えれば誰でも即決できる二択です。

それなのになぜか私は、年に2~3回ほど履いてしまう日があるのです。

あの日もそうでした。

朝起きてすぐ、異常な寒さに凍えました。

これは履かずには耐えきれないと判断した私は迷わずパッチを装備して家を出たのです。

案の定フロントガラスはバッキバキに凍っており、近所の用水路や溜め池もスケートリンクのようでした。

それなのに、昼頃には太陽がさんさんと輝き、その明るさと温かさを地表に降り注いできました。

暑い。

額に汗が滲みます。

朝はあんなに寒かったじゃないか。

なんてひどい裏切りだ。

しかし、この日の私は冴えていました。

『パッチ、脱げば良いんじゃね?』

そう考えた私にとって今日は最高のタイミング。

部下たちは会議に出席しており事務所内には私しか居ません。

善は急げとばかりにズボンを脱ぎパッチを脱ぎパンツにジャケットという奇抜な状態のまさにそのタイミングで、ドアがガチャリと開きました。

 

坂津「ッッッッ!!!」

部下「えっっ!!!?」

坂津「ち、違うんだ!」

部下「見てませんよ!」

坂津「いや!誤解だ!」

部下「他言しません!」

坂津「だから誤解だ!」

 

必要以上に汗を吹き出してしまった私です。