どうも、坂津です。
誰かから贈り物を貰うとき、喜びの種類は五段階あるように思います。
レベル1:
嬉しくない贈り物です。
それどころか、貰うと忌々しかったり悲しかったりする物です。
レベル2:
気持ちが微動だにしない贈り物です。
良くも悪くも無く、心がスンッ・・・となる物です。
レベル3:
贈り物そのものより、贈ってくれたという心遣いに価値を感じる贈り物です。
物がイマイチだったとしても、行為が嬉しいのです。
レベル4:
喉から手が出るほど欲しかった贈り物です。
砂漠で水とか宇宙で空気とか、そんな感じで心の底から欲していた物を貰った場合のレベルです。
レベル5:
自分自身でもそれを欲していたことに気付いていない物を貰ったらこのレベルです。
プレゼントされて初めて「あ、私はこれが欲しかったんだ」と自分の気持ちに気付かされ、自然と涙が溢れ何か温かいもので心が満たされる感じです。
言い換えるならばそう奇跡。
さて、先週の火曜日に息子が爆誕した私ですが、方々から様々な贈り物を頂いています。
やはり経験者の皆さまからは『紙おむつ』『おしりふき』などの消耗品を贈って頂くケースが多く、非常に重宝しております。
喜びのレベルで言えば3.5くらいでしょうかね。
皆さん的確にツボを押さえた良品をくださるので助かっています。
しかし、贈ってもらっといてこんな言い方をするのは大変に失礼なことだと重々承知しているのですが、やはりレベル4には届かないのです。
なぜなら『無かったら自分で買ってたもの』だからです。
『欲しいけど自分では用意できないもの』でなければレベル4に認定することはできないのです。
そんな中、なんとレベル4を軽々と飛び越えてレベル5のプレゼントをくださった方がいらっしゃいました。
その方は、冷たい雨が降る日の夕暮れに、わざわざ私の勤務先まで贈り物を届けに来てくださいました。
なんというお気遣い。
なんというジェントルメン。
その紳士の御名は、我らがりとさん(id:rito-jh)であります。
りとさんは篠突く雨をものともせず颯爽と現れ、そして慈愛溢れる菩薩のような表情で私にプレゼントを手渡してくれました。
それが、こちらの包みです。
しかし中身はもーっと尊かったのです。
じゃん。
1日3分で読めるオハナシが366日分詰まった絵本です。
りとさんご自身も、988日前にこの絵本について記事を書かれておりました。
で、なぜこの絵本にそんな感動したかと言うとですね。
実はこの本、約2年前に私と妻が甥っ子の誕生日に贈ったことがあったのです。
当時は自分たちが子供を持つだなんて夢にも思っていなかったのですが、仮に自分たちに子供が居るとしたら、親としてコレを貰ったら嬉しいという視点で選びました。
そしてそんなことをすっかり忘れていた2年後の現在、まさかまさかあのとき選んだ本が贈られてくるなんて!
妻とはいつも「息子には多くの物語に触れてもらおう」と話しています。
そんな私たちがしっかり品定めをして甥っ子に贈った本ですから、私たち自身が欲しくないわけ無いのです。
その想いをすっかり忘れてしまっていたタイミングでよくぞこの絵本を贈ってくださいましたりとさん!
マジでエスパーなんじゃねぇの?
本当にありがとうございます!
まだ首も据わらない息子を抱きながら、早く読み聞かせをしたいとワクワクしている私と妻なのでした。