どうも、坂津です。
素晴らしいお店に巡り合いました。
↑こちらでは『イタリアン』というジャンルになっていますが、私の印象としては欧米折衷という感じでした。
まず店内の様子が特徴的でした。
空間の使い方が贅沢!
一般的なお店だとたぶん、もっとテーブルが多いと思います。
それが、各テーブル同士の間にすごく余裕があるんです。
しかもテーブル自体も、余裕で6人は座れるサイズに4人掛け。
『満席になっても混雑感が無い』という印象でした。
妻「なんだかすごく良い雰囲気のお店だね」
私「うん。これは大当たりの予感がするね」
妻「前から気になってたけど来て良かった」
たまたま近くを車で通りかかり、たまたま晩御飯の予定が無かったので入ってみたという状況でしたが、お店があまりにも素晴らし過ぎて直近の幸運を使い切ってしまったかもしれません。
戒めてバランスを取らねば。
とりあえず飲み物を発注します。
私は運転する係りなのでノンアルコール。
妻は助手席を温める係りなので白ワイン。
妻「かんぱーい!」
私「かんぱーい!」
さて、コースってわけじゃありませんが、せめてメインの前に前菜は頼もうということで、サラダ+メイン二人分という発注をすることにしました。
と思ってメニューをめくるのですが、あまりにも魅力的で蠱惑的な文字列が多く、決めかねてしまいます。
そんな悩める私に店主さんが「こちらにも、本日のスペシャルメニューがありますので」と言って大きな黒板を見せてくださいました。
その日に用意できた食材を使って作る非定番メニューの数々が白いチョークで羅列してあります。
こんなとき胃の容量に限界があることが苦悩になってしまいます。
体感で5年くらい悩み抜いたすえの発注が、こちら。
前菜
スモークチキンのサラダ仕立て
私
黒豚肩ロースのコンフィ
妻
特製D'sバーベキュー
見た目の素晴らしさも
私が発注した黒豚のコンフィですが、もうね、ナイフの存在意義を消失させるがごとき柔らかさなんです。
切れないの。
ナイフの刃を当てると崩れちゃうの。
そして。
妻も私も、絶句してしまいました。
語彙力が滅するのです。
美味し過ぎて。
妻「これ、あの、ほら、美味しい・・・」
私「アレ、あの、すごく、美味い・・・」
本当はコンフィの下にあったトマトベースのリゾットとか、妻のお肉の中に炒めた野菜が巻かれていたりしたのを撮れば良かったのですが、それを失念するほどの多幸感で心の容量が埋め尽くされました。
口々に「美味しいね」「すごいね」「絶対また来ようね」「次は電車でね」と漏らしながら手を止めること無く食べ進めてしまいました。
妻「なんだかすごいお店を見つけちゃったねぇ!」
私「また来る!それをモチベーションに生きる!」
妻「カウンター席に座れるようになりたいよね!」
私「よし、顔と名前を覚えてもらうまで通おう!」
良いお店との出逢いは人生を豊かにしてくれますね。