『かなり』

干支に入れてよ猫

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自分の乾燥重量を知って驚いた

どうも、坂津です。

皆さまはご自分の乾燥重量をご存知ですか?

んなワケないですね。

ミイラになってから誰かに計量してもらわなきゃいけませんもんね。

乾燥重量はちょっと言い過ぎました。

ですが先日、それぐらい乾いた状態での体重測定を初体験したのです。

 

上記事のような顛末で運動しなきゃならないことになった私は、さっそく休日の朝に体を動かしてみました。

妻が用事で出掛けることになり、暇を持て余した私の気まぐれってやつです。

 

まず車で職場まで行き、駐車場に車を停めて自転車に乗り換えます。

5km離れた運動公園まで自転車で移動します。

運動公園で10km走ります。

また自転車で5kmを移動して車に乗り込みます。

運転して帰宅しました。

 

死ぬかと思いました。

 

いや、水分補給のことをまるで考えていなかった私が悪いんですけどね。

何にも考えずに手ぶらで出てしまったので飲み物も買えずでした。

職場の冷蔵庫には冷えた飲み物がたっぷり入っているのですが、何せ鍵も持ってきておりません。

持っているのは車の鍵と自転車の鍵、それだけ。

 

さすがに走ってる途中で「あ、喉が乾いてきたけど、どうしよう・・・」とは思ったんですよ。

でも事前に『このコースを4周走ったら10km』って決めていたので、なんだかそれを曲げるのは嫌だったのです。

んでお得意の「まぁ何とかなるやろ」で走り続けたと言うわけです。

 

絶対に真似をしないでください。

 

いや、普段から運動し慣れてる方ならこれぐらい水分補給無しでもどうってことない運動量なのかもしれないんですがね?

私にとってみればこれだけ体を動かすというのはもう宇宙開闢うちゅうかいびゃくに匹敵するほどのパワーを使ったという感じなのですよ。

尋常ではない量の滝汗を吹き出していたのはランニングの後半あたり。

その後は汗が出なくなってきました。

唇がカサカサになり、喉がヒリヒリします。

このあとまた自転車に乗って帰ることを考えただけで逝ってしまいそうでした。

よく考えたら朝起きて口にしたものはゆで玉子1個だけです。

飲み物も飲んでいません。

もうこんな状態です。

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それでも行き倒れる訳にはいきませんので、なんとか根性で家路をたどりました。

ようやく車に乗り込み運転を開始したときは「助かった!」と思いましたね。

水が飲めたわけではないのですが、エアコンが効いた涼しい空間というだけで心底救われた感がありました。

で、少し余裕が生まれると余計なことを考えちゃうんですよ。

 

今の状態って体重どんくらいなんだろう?

 

もうね、家に帰るなり玄関で服を脱ぎ捨てて全裸に。

本当ならすぐにでもお水を飲みたいところですが、それはもうちょっと先のお楽しみとして取っときます。

そのままお風呂へ入り、熱いシャワーで汗を流しました。

頭がボーっとして、立っているだけなのに立ち眩みのような感覚がします。

でも水分補給の前にどうしても体重を計りたい!

体を拭いた私は一糸纏わぬ生まれたままの姿で部屋に駆け込み、体重計を引っ張り出して、いざ計測です。

 

ドキドキ。

 

61.2kg!

 

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あるぇ?

なんか思ってたより全然減って無い。

もう60kgのボーダーとかへっちゃらで割って50kg台になってると思ったのに・・・。

 

しかしもう限界です。

私は冷蔵庫を開け、ボトルを掴み、コップに注ぎもせず、そのままラッパ飲みしました。

 

白ワインを。

 

その後のことはなんだかよく覚えていないのです。

帰宅した妻に起こされるまで、爆睡していたようです。

でもちゃんと脱ぎ散らかした汗だくのジャージは洗濯して干してましたし、パジャマもしっかり着てました。

ワインの瓶も洗って片付けてたし、使ったあとのお風呂の乾燥もしてました。

ただ、寝ている場所だけがおかしかったのです。

 

なぜか玄関。

 

皆さまも、極限状態での飲酒は絶対にやめましょうね。