『かなり』

干支に入れてよ猫

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人の振り見て我が振り直せ

どうも、坂津です。

近所のスーパーマーケットに買い物に行ったときのこと。

そのお店はエントランスから入ってすぐ、進行方向が分岐します。

お惣菜やパンコーナーに続くスーパー側と、百円均一のお店に続く側です。

私は入り口付近でスマホを開き、妻から送られてきた買い物リストを確認していました。

するとそこに、家族連れがやってきました。

お父さんとお母さんと男の子の3人家族。

男の子は恐らく未就学でしょうか。

そしてお母さんは百均方向へ、お父さんと男の子はスーパー方向へと進みました。

そこで急に男の子が泣きだしたのです。

 

「おっ、おっ、おがあ゛ぁぁーざあ゛ーーー」

 

たぶん、左やや後方に居ると思っていたお母さんが知らない間に居なくなっていたことに驚いたんだと思います。

男の子の叫びに、お父さんはすぐ反応しました。

が、私の思っていた対応とは異なっていました。

 

「泣くなっ!今までお母さんがお前を置いて居なくなったことがあるかっ!?帰って来なかったことがあるかっ!?無いだろう!?」

 

すんごい怒鳴り声。

周囲のお客さんもちょっと引くくらい。

なんか、言ってることは正論だし、子供に向けて説明する言葉としては見習いたい内容ではあります。

でもなんでそんなに激昂して怒鳴る必要があるのかな。

 

私は偶然このワンシーンに遭遇しただけなので、これまでの経緯やお父さんの言動の詳細は分かりません。

もしかしたら彼の憤怒は正当なものなのかも知れません。

断片的な情報だけで全てを理解したつもりになり、背景を一切知らないまま他者を非難する昨今の風潮は大嫌いなので、ここでこのお父さんを糾弾するつもりはありません。

 

ただ、やっぱりどんな状況であっても公衆の面前で子供に向かって声を張り上げるというのは、ちょっと嫌だなと感じました。

人の振り見て我が振り直そうと思います。