『かなり』

干支に入れてよ猫

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わんわん

どうも、坂津です。

1歳と2カ月の息子は「ごはん」「おやつ」「まんま」という3種の単語を耳にすると超反応で「ばんば?」と語尾上がり系の言葉を投げかけてきます。

そしてまだ食べてもいないのに「おいし。あぁおいし」と連呼します。

これはつまり、これらの言葉を『食べる物』として認識しているということでしょう。

電車を見ては「てんしゃあぁー」と言い、トラックを見ては「・・・っく・・・」と言います。

対象と単語とが結びついている証拠ですね。

 

が、ちょっと心配なことがあります。

 

それは、人間以外の動物を見ると全て「わんわんわ」と言うのです。

犬は種類が多く見た目やサイズも多種多様なので「わんわん」に含まれるシルエットが膨大であることは承知しています。

ですから猫を見て「わんわん」ならまだ理解できるのです。

何なら四足歩行である馬やライオンなどをテレビで見たときに「わんわんわ」と言っても、それはしょうがないことだと諦めましょう。

しかし息子にとって全ての動物は「わんわん」なのです。

鳥を見ても猿を見てもオール「わんわん」。

 

桃太郎が御供に連れていくのは、わんわんとわんわんとわんわん。

金太郎はわんわんに乗ってわんわんの稽古。

浦島太郎は浜でいじめられているわんわんを助けて竜宮城でわんわんたちの舞い踊りを堪能。

わんわんとわんわんの駆けっこ競争は怠け者のわんわんが昼寝してる間にコツコツ頑張るわんわんが勝利。

 

もう何がなんだか分かりません。

それでも登場動物が少ないお話ならまだ理解できますが、4種を超えるともう収集がつきません。

ブレーメンの音楽隊などは完全に意味が分からなくなります。

年老いたわんわんが飼い主の元を出奔し、ブレーメンで音楽隊に入ろうと画策する旅路でわんわんとわんわんとわんわんに出逢う。

道中で発見した泥棒の根城を襲撃するため、わんわんの上にわんわん、その上にわんわん、その上にわんわんが乗るというわんわんタワーを形成し、泥棒を驚かして追い出す物語。

 

何だよわんわんタワーって。

それでもまだタイトルが原型なので分かりやすいかも。

これでタイトルまでわんわんだったりしたらもう・・・。

 

わんわんわんわん合戦

わんわんに親を殺されたわんわんがわんわんとわんわんとわんわん、それにわんわんと共闘してわんわんを懲らしめる物語。

 

この記事だけで『わんわん』って38回も書いてる。