『かなり』

干支に入れてよ猫

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夫婦間の認識の差

どうも、坂津です。

私は私自身が育児や家事を十全に行えているとは思っていません。

妻に頼りっ放しな部分が多くあるのは自認するところであります。

とは言え、全くやっていないこともないという自負もあるのです。

最低限のフォローはできているのではないかと思っているのです。

 

先日、仕事の休憩中、終わり際。

パートの女性がボヤいていました。

 

パ「はぁ~、旦那が家事を手伝わない」

私「どしたのそろそろ休憩終わるよ?」

パ「聞いてください課長旦那が酷いの」

私「OK聞こう休憩時間内に収めてね」

パ「食器洗うのに時間かけすぎでしょ」

私「丁寧に洗っているだけなのでは?」

パ「洗った食器返す場所が違うでしょ」

私「戻す位置を教えないからでしょ?」

パ「洗剤使い過ぎで泡まみれになるし」

私「慣れれば量を加減できるのでは?」

パ「服のたたみ方が違うから収納困る」

私「一度一緒にやってあげたらどう?」

 

私が聞く限り、このパートさんの旦那さんは積極的に家事に関わろうとしているように思えました。

しかしパートさんの言い分は『旦那が家事をしない』なのです。

この食い違いは何なのでしょうか。

 

ごく個人的な見解なのですが『自分ルールの非共有』が原因なのではないかと。

パートさんご自身は毎日培ってきた『自分なりの家事のやり方』があります。

それは長い時間をかけて調整され最適化されてきたルールであり、自分には染みついている方法なのでしょう。

しかし、あくまでも自分の中でのことです。

黙ったままでは共有されません。

『住んでるんだから食器の位置くらい覚えてるでしょ』なんて主張は無意味ですよ?

 

今回の場合、旦那さんは『家事をしない』のではなく『奥さんが定める水準での家事ができない』だけなのです。

このときの解決策は2通りしかありません。

『家事の遂行レベルを上げる』か『合格基準を下げる』かです。

前者であれば、ある程度の期間は訓練が必要ですし、変更点があればその都度の報連相が不可欠になります。

これを継続していると一体感や連帯感も生まれ、夫婦仲も良くなると思いますのでオススメです。

後者の場合は解決のスピードは速いのですが『有難み』まで一緒に下がってしまう傾向があります。

そうなると相手の存在自体を軽んじてしまう(この程度しかできない等)ことにも繋がりかねませんのでご注意を。

 

という話をしましたが、パートさんはあまり納得してくれませんでした。

休憩時間が終わってしまったので話は途中で打ち切ったのですが、この夫婦間の認識の差問題って多かれ少なかれどこの家庭でもあるんだろうなと思います。

そのズレを解消するには、結局のところ『会話』しか無いんですよね。

 

冒頭で言った私の『家事育児の最低限のフォローはできてる』という自負も、妻と話し合って本当にそうか、実際に求められているものは何か、などなど詰めていく必要があると感じました。