どうも、坂津です。
先日の記事で、赤ちゃん連れのときは人から声をかけられやすいということを書きました。
そんな声掛けの中で、とても印象的だったものがあります。
ベビールームの設備が充実しているという口コミの高評価を確認すべく訪れたショッピングモール。
レビューの通り赤ちゃん連れには最高の環境でした。
オムツを交換してミルクを作り、フードコートの一角で息子に飲ませました。
その間に妻がドリンクと軽食を買ってきてくれて、初めて親子三人での外食ができて、すごく楽しかったのです。
そんなひととき、それは年配の女性から言われた言葉でした。
「まぁ可愛い赤ちゃん。いま何カ月?あらそう、本当に可愛いわね。それにしても、ちょっと前から見ていたのだけれど、旦那さんがたくさんお手伝いしてて素晴らしいわ」
妻が足を負傷しているのもあり、息子は私が抱っこしていました。
そしてミルクを飲ませているところも、お婆さんは見ていたのだと思います。
「本当に良い旦那さんねぇ。積極的にお手伝いされて、良かったわねぇ」
別に気に障るとか嫌だったとか、そーゆーワケじゃ無いのですが、ちょっと気になる言い回しでした。
私が息子を抱っこしていたのも、オムツを交換したのも、ミルクを飲ませていたのも『育児の手伝い』という風に見えてるのか、と思いました。
こういう風潮って、きっと声を掛けてきたお婆さんの世代だけじゃなく、現在でも普通に蔓延してる意識なんでしょうね。
男性が、父親が、旦那が、育児を『手伝う』という意識。
つまり、父親にとって育児は、本業じゃないという意識。
少なくともこういう考え方が社会的に消えていかないと、少子化は止まらないですよね。
母親のワンオペ育児なんてもっての外。
子供は家族で育てるものです。
んでもう少し進んで『子供は地域で育てる』という風潮が広がれば良いと思います。
どうしたらそうなるのか、私には分かりません。
でも、少なくとも私はそう思って行動し、そう考えて子供と接していきます。