『かなり』

干支に入れてよ猫

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秋の空

どうも、坂津です。

めっきり涼しくなりました。

一気に秋が到来した感じです。

空の雲も綿菓子のようなモクモク状から、細切れだったり刷毛で擦ったような線状だったりと、完全に秋の空めいています。

 

さて、秋の空と言えば『変わりやすい』ものの代名詞として使われますよね。

女心と秋の空なんてよく耳にするフレーズです。

しかし、本当に秋の天気は変わりやすいのでしょうか?

山の天気って言われたなら何となく「あれ?さっきまで晴れてたのに急に真っ黒い雲が!」なんて状況も容易に想像できます。

しかし秋晴れの空がにわかに厚い雲に覆われるという光景は、ちょっと記憶に無い気がします。

 

と思って調べてみたら『秋の空』が指す天気の時間的範囲は当日中みたいな短期間ではなく、どうやら秋という1シーズン内での話らしいです。

それも単なる晴天や雨天ということだけでなく、気温も伴った変化について表現しているようです。

 

例えば夏だとカッと刺すような日差しの真夏日に突然のゲリラ豪雨があったとしても、湿度が増して不快指数が急上昇することはあっても、寒くなることは無いと思います。

でも秋の場合、昨日は快晴で過ごしやすい気温だったのに今日は打って変わって雨が降りしかも肌寒い、みたいな変化がよくあります。

こういう天候と気温の組み合わせをひっくりめて『秋の空』と言うみたいですね。

つまり、秋の空に例えられる変わりやすさも『さっきと今で言ってることが違う』というような超短期間での変遷ではなく『昨日と今日で好みが変わっている』くらいのスパンで考えるべきなのです。

 

上司「出張のホテルの予約しといてくれ」

坂津「かしこまりました。喫煙ですよね」

上司「朝食も付けといてくれたら嬉しい」

坂津「喫煙の部屋はもう埋まってますね」

上司「じゃあ禁煙でも良いよ外で吸うわ」

坂津「では禁煙朝食付きで予約しました」

上司「あ、やっぱりホテル変えて喫煙に」

坂津「え、キャンセルですか。了解です」

上司「やっぱ部屋で落ち着いて吸いたい」

坂津「ちょい駅から遠くても良いです?」

上司「構わんよ。歩くのは苦じゃ無いし」

坂津「では喫煙朝食付きで予約しました」

上司「あ、でもその日朝早いんだったわ」

坂津「早起き確定ですねご苦労さまです」

上司「やっぱ駅に近いところが良いかな」

坂津「え、またキャンセルですかてめぇ」

上司「今、てめぇって言った?上司に?」

坂津「そんなこと言いませんよ空耳です」

上司「早朝から慌てたくないから駅近で」

坂津「朝食無しで料金も高くなりますよ」

上司「喫煙と駅近ならもう仕方ないよね」

坂津「喫煙朝食無し駅近で予約完了です」

上司「これでもう変えないから安心して」

坂津「もう一回変えたらキレてましたよ」

上司「いやぁ~、上司心と秋の空ってね」

坂津「おい秋の空に謝れしゃーんなろー」

 

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