『かなり』

干支に入れてよ猫

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雨のせいで紐になる

どうも、坂津です。

中四国がようやく梅雨入りしたようですね。

平年より3週間近く遅い、観測史上最も遅い梅雨入りだとか。

こうなると感覚的に『本来なら長期間で降るハズだった雨が短期間で一気に降るんじゃないか』という懸念を抱いてしまいます。

現に天気予報では連日雨マーク続きですし、しかも集中豪雨に要警戒なんて情報も出ています。

昨年の豪雨災害が嫌でも連想されてしまい、不安になります。

何が起きるか分からない状況ですので、とりあえず自宅には災害時用の防災バッグを、職場には災害対策備蓄品を常備しています。

 

さて、激しい雨が降っているときに外出すると、どうしても濡れることは避けられません。

私の場合、屋根の無い場所を通行するのなんて本当にちょっとの間だけなのですが、それでもすぐびしょびしょになります。

 

で、単に濡れるだけなら、エアコンの効いた部屋で仕事をしているうちに自然と乾いてしまうのですが、問題はヘアスタイルなのです。

ハードジェルでガッチガチにオールバックをキメている私は極端に水気に弱く、頭髪が濡れると髪束が顔に垂れてきてしまうのです。

それが多少ならばまだ良いのですが、雨の程度によってはものすごく残念なことになってしまいます。

しかも水分を含んで枝垂れてきた髪束は、すぐにエアコンで乾燥されてそのままの形状をキープしてしまいます。

直そうとしても直らないくせに、枝垂れた状態はしっかりキープするというイジメのような状況です。

 

それでも、身内だけの場であれば特に気にせずそのまま過ごしたって構わないのです。

私の髪がどんな形状であろうと業務上に何の問題もありません。

だから職場では誰も何も言わないのです。

 

それなのに。

 

最近になって新しく入ってきたパートさんが、雨に打たれてオールバックが崩れてしまった私を見てポツリと漏らしたのです。

 

「紐のれん・・・」

 

一瞬何のことか分かりませんでしたが、私が理解するのと同時に事務所のみんなも何を言っているのか把握したようで、笑いが起きました。

紐のれんほど垂れてるわけじゃないんですが、確かに言い得て妙な比喩でした。

どうせならオシャレな感じにストリングカーテンって言って欲しかったけども。

 

この日はずーっと『紐課長』と呼ばれました。