あけましておめでとうございます、坂津です。
昨日はエイプリルフールでした。
あれ?エイプリフルール?エイルリプフール?まぁいいや。
嘘をついても良い日ということで、世界中の人々が「今年はどんな嘘でみんなを騙してやろうか」とワクワクしていたことでしょう。
みなさんは上手に嘘、つけましたか?
周りの人たちはちゃんと騙されてくれましたか?
坂津家(私の実家)では、私が子供の頃からずっと4月1日は騙し合いでした。
■小学生の頃
母「佳奈ちゃん!ほら、起きて起きて!」
私「う~ん・・・」
母「外!見てごらん!雪だよ雪!大雪!真っ白!」
私「(ガバッ!)雪!?」
母「寒いからジャンパー着て庭に行こう!」
私「うわぁー!ゆk・・・あれ?」
母「佳奈ちゃん、今日は何月何日?」
私「4月1日・・・ぐぬぬ・・・」
私「母ちゃん!大変!」
母「どーしたの?」
私「此花(こか)が池に落ちたッ!!!」
※此花は私の妹です。
母「はいはい、エイプリルフールエイプリルフール」
私「ぐぬぬ・・・」
母「ちょっと佳奈!コレどうしたの!?」
私「え?何?ってうわっ!!!」
母「なんでこんなところにウ○コがあるの!?」
私「し、知らないよ!こんなウン○!」
母「しらばっくれても、誰の○ンコか味で分かるんだからね!」
私「あ、味!?ってちょっと!母ちゃん!何やってんの!」
母「あー美味しい」
私「えぇーッ!!!?」
母「今日はエイプリルフールよ。そしてこれはカリントウよ」
私「ぐぬぬ・・・」
■中学生の頃
父「佳奈、ちょっと良いか」
私「なーに?」
父「お前、いくつになった?」
私「14歳だよー」
父「そうか・・・じゃあもう話しても良い頃合いだな」
私「なになに?」
父「お前にはな、許嫁が居るんだ」
私「・・・え?」
父「親の勝手で悪いが、もう決まったことなんだ」
私「いや、ちょっと・・・そんな急に・・・」
父「これが、その相手の写真だ」
私「ごくり・・・」
私「ちらっ」
父「静さんという娘さんだよ」
私「ぐぬぬ・・・」
母「あんた、メンマ好きよねぇ」
私「メンマを食う為にラーメンを食っていると言っても過言では無い」
母「あんな割り箸の切れ端を、よくもまぁ」
私「は?」
母「メンマって、ラーメンの汁に割り箸を漬けたやつよ?」
私「嘘だッ!そんな・・・」
母「形を思い出してみなさいよ」
私「た、確かに・・・割り箸と同じ形だ・・・」
母「12ヶ月熟成と24ヶ月熟成だったらどっちが好き?」
私「知らないよそんなこと!」
母「まだメンマ好き?」
私「いや、もう食べたくない・・・」
母「今日が4月1日でも?」
私「( ̄Д ̄;)!!・・・ぐぬぬ・・・」
■高校生の頃
私「此花ぁ、バファリンの半分って、何でできてると思う?」
妹「優しさでしょ(笑)」
私「そうなんだよ。いや、本当に」
妹「は?何言ってんの?」
私「裏の成分表にさ、配合されてんの」
妹「優しさが!?」
私「いや、ヤサシ酸って成分。あのCMってヤサシ酸って言ってたんだな」
妹「マジかッ!」
私「バファリン、くすり箱にあるから見ておいでよ」
妹「合点!」
妹「てめぇの血は何色だぁーッ!!!」
私「ふふふ・・・」
妹「兄ちゃん彼女いるじゃん」
私「一応な」
妹「さっき電話あったよ」
私「は?家に?何時頃?此花が出たの?」
妹「兄ちゃんがお風呂入ってるとき」
私「何か言ってた?」
妹「今から来るって」
私「はぁーッ!?何でッ!?」
妹「知らないよそんなの」
ピンポーン♪
妹「あ、来た」
私「えぇーッ!!!!」
ガチャ
妹「はーい、どうぞ~」
私「どうぞじゃねぇー!!」
母「どうも~」
父「おじゃましまーす」
私「・・・ぐぬぬ・・・」
こんな感じで、坂津家ではエイプリルフールは至極当然の行事として慣れ親しみ楽しまれてきました。
しかし妻の家ではそういう風習がまるで無かったようで、私が4月1日を楽しみにワクワクしているのがまるで伝わりません。
人それぞれなんですねぇ、エイプリルフール。
ちなみに、気付いた方は気付かれたかもしれませんが、このブログの昨日のヘッダー画像に書かれていた内容は100%嘘ですので、悪しからずご了承ください。