『かなり』

干支に入れてよ猫

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カラスは「便宜上、黒い」のであって、私が「カラスは白い」というのを否定することは誰にも出来ない

どうも、坂津です。

昔から目立つ人でしたが、最近特に露出が多くなった気がする大泉洋さん。

割と好き嫌いが分かれるタイプの方だとは思いますが、私は好きです。

 

 

 

白黒はっきりしなさい、という言葉がありますね。

YESとNO、男と女、過去と未来などなど、対義語として使われる言葉はたくさんありますが、どれを取っても「その中間」という状態や立場や選択もあり得ます。

白か黒かの判断を色調のグラデーションで可視化してみたときの中間層を、グレーゾーンと呼びますね。

 

世の中、グレーゾーンで成り立っていると思いませんか?

 

価値観の多様化が進むにつれて、グレーゾーンの浸食も進みます。

今はもう「はっきり白」「きっぱり黒」なんてごく一部にしか存在しないのではないかと思うほど、グレーゾーンの勢力は拡大されています。

 

な・の・に、なぜか人は白黒はっきりつけたがるんですよね。

 

真っ白いものでも闇の中では周囲と一緒に真っ黒です。

真っ黒いものでも強い光の中では周囲と一緒に真っ白です。

 

白だろうが黒だろうがYESだろうがNOだろうが男だろうが女だろうが過去だろうが未来だろうが、すべてまとめてぐちゃぐちゃに混じり合ったのが現在の私であり、あなたなのでしょう。

 

恐らく「効率の良い仕組み」の中ではとても価値のある区分けなんだと思いますよ、白黒の判断って。

でもそれが絶対的なもので、それが拠り所なんて人生はひどく脆いように感じます。

 

ふにゃふにゃしてる方が強い、と思うんですけどねぇ。