『かなり』

愛に溺れる前に・・・

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営業マンこぼれ話

あけましておめでとうございます、坂津です。

私は今の会社が三社目です。

つまり二度の転職を経験しているということです。

前々職はドラッグストアに勤めていました。

退職届の理由の欄に縦読みを隠し込んだのは後にも先にも私だけでしょう。

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たぶん「変な奴」と思われただけでしょうね。

絶対に気付いてないですよ。

一応、赤線入れときますね。

 

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まぁこんなことはどうでも良いんですよ。

今回は私の前職のときのお話です。

 

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私は営業マンでした。

営業マンの仕事は、自分が扱う商品に対して決済権を持つ人物に「こいつから買ってやりたい」と思われることです。

私はお客様を訪ねてはアニメ、漫画の話に花を咲かせていました。

こうして気の合う友人みたいなお客様を作り、細々と売上を確保していく営業スタイルでやっておりました。

その中に、とても印象深い会社があったのです。

 

少人数の会社でしたので、ほとんど全員と顔見知りでした。

メインの商談相手は社長。

私より4歳年上で、とても素晴らしい方でした。

最初は、合田(ごうだ)という苗字なのでジャイアン的なイメージがあったのですが思いやりのある優しい方でした。

構成は確か、社長1名、専務1名、部長1名、次長1名、課長2名、チーフ1名、主任3名、その他5名。

従業員さんも、とても良い人たちばかりでした。2人を除いて。

 

まずチーフ。男性。

このチーフがかなり性格が悪くて、本当にひどかったです。

一般社員から聞いた話では、部下に指示をくれない。

どうすべきか聞いても教えてくれない。

助けてもくれない。

言うことを聞いてもくれない。

みんなから密かに「くれないのブタ」と呼ばれていました。

 

そして専務。女性。

チーフと付き合っているとのこと。

それは別に良いんですが、社内全員知っているのにバレてないと思ってて、しかも彼氏が優しいとか言ってノロケてくるのがキモくて嫌だって言われてました。

「おのろけ姫」と呼ばれてたとか。

まぁでも姫って風貌じゃなく、どちらかと言えばカエル系なので、「ゲロ専務」の方が良いんじゃないですかという私の提案に、みんな大爆笑で賛同してくれました。

また、自分は浪費家(経費だと余計に)なくせに、社員や取引先に対してはケチで有名でした。

ちょっと貸して、と言われて渡したペンなどは絶対に返ってきません。

完全に「借りっぱなしのアラフィフティ」でした。

 

チーフは基本的に仕事をしない人だったようで、ずーっと煙草を吸いながら株の相場を見続け、たまに口を開けばお金の話。

完全に「金とヤニとダウしか」興味を示さないチーフは社内でもとても嫌われていたようです。

彼が珍しく仕事をすると、その後は必ず誰かがチェックしなければいけませんでした。

絶対に致命的なミスがあるからです。

彼の仕事は「アホの三級品」と呼ばれ、しかもチェックでミスを見付けて指摘すると逆ギレしてくるというメンドクサイ奴。

巨体を揺らしながらわめくのが鬱陶しくて、みんな何も言わなくなったそうです。

その巨体を沈める椅子はすぐ「重みでボロボロ」になりますが、専務が新しい物を買い与えるんだそうです。

 

そんな状況を聞いていて、この会社大丈夫かなと心配していたのですが、ついに退職者が出ました。

なんとびっくり、合田社長が辞めちゃったのです。

私の営業相手はもっぱら合田社長だったため、本当に残念でした。

売上で困っている私に、可能な限り協力してくれた優しい社長でした。

「営業の恩返し」もできないまま、去ってしまわれました。

そんな状況でしたので、私もその会社とは疎遠になると思っていました。

しかし他の従業員からたびたび連絡が入り、商談なのか愚痴聞きなのか分からないようなトークが頻繁に開催されました。

専務がどこからか名義だけ借りてきたのか、誰も会ったことのない人が社長となり、どうにか会社は動いているようでした。

しかし当たり前ですが、業績は徐々に下がっていったそうです。

ここで最悪の自体が起きました。

税金を払いたくなかったのかどうなのか、売上を計上しないという馬鹿な工作が露見します。

「専務とチーフのカネ隠し」が白日の下に晒されたのです。

 さすがにこれはやりすぎだと、社員一同がようやく一丸となって戦う気になります。

 

さて、ここで社員一同が気付きます。

もし専務とチーフを追い出すことができたとしても、自分たちでは会社の経理的なことなどが何も分からない。

この会社を立て直すよりも、いっそ一斉に辞めた方が良いんじゃ?という意見が出ました。

ということでその会社は、名義だけの社長を除いて専務とチーフだけの会社になってしまいました。

そうなることが決まってからは、その会社に行っていません。

ただ、その会社を辞めて他の会社に就職した方と偶然会うことがあったとき、そういえばあの会社ってどうなりましたかね、的な話をしたことがあります。

なんと、まだ専務とチーフの「二馬力」で頑張っているそうです。

 

という話をつい先日、合田社長としました。

実は退職のあとすぐに別の会社を立ち上げた合田社長とは、私が転職をしてからもちょくちょく連絡を取り合っていたのです。

仕事は関係なく完全にプライベートで。

私の今の仕事は事務系で社内に居ることが多いのですが、こういう繋がりができるという面では営業職も面白かったなと思います。

人との繋がりを持つ機会を多く得られるというのはとてつもないメリットでしょう。

 

合田社長、読んでくれましたかー!?

ダジャレにもなってない、あのファミレスでのくだらない会話、そのまま記事にしましたよー!!