あけましておめでとうございます、坂津です。
加納くんがキャラ変しました。
※以前の加納くんについてはカテゴリの「加納くん」をご参照ください。
こんな加納くんを見たのは初めてです。
↑こちらのエントリで加納くんの社内恋愛について書いちゃいました。
加納「ちょっと課長、なんでブログに書いちゃったんですか」
坂津「読者様に知らせておかねばと思って・・・」
加納「もー、困りますよ。皆に知られちゃうじゃないですか」
坂津「ん?みんなって誰のことかな?」
加納「会社のみんなです。まだ内緒にしようと思ってたのに」
坂津「つまり、みんな私のブログを読んでいると?」
加納「ッ!?・・・(ノ∀`*)タハー!」
何が「(ノ∀`*)タハー!」だコノヤロウ。
いや、本当にね、あのクールボーイの加納くんがこんなに骨抜きになるとは。
今のところ大丈夫ですが、いつか仕事で致命的なミスでもするんじゃないかと思ってハラハラします。
加納「さ、坂津課長、ちょっと相談が・・・」
坂津「ん?どした?」
加納「あの、今週の土曜日なんですが・・・」
坂津「土曜日が何?」
加納「えっと、土曜日に、本間先輩が・・・」
坂津「本間さんが?」
加納「と、と、と、泊まりにくるんですッ!」
坂津「あぁ。んで?」
加納「そ、その、ど、ど、どうしましょう?」
加納くん、キミそんなキャラだったかい?
あー、まぁ入社当初はそんな感じだったかもしれないねぇ。
にしても、恋って怖いな。
冷静沈着を絵に描いたような加納くんがこんなに崩壊するとは。
坂津「どうって言われても。加納くんはどうしたいの?」
加納「“どうしたい”なんてそんなッ!僕は何もッ!!」
坂津「いや、君が本間さんをどうにかしたいって意味じゃなくてね?」
加納「あああ・・・Σ(|||▽||| )」
坂津「どういうつもりで私に質問したのかってこと」
加納「あ、ああ、えっと、あんまり・・・良くないですよね?」
坂津「何が?」
加納「一人暮らしの男の家に、女性が泊まりに来るなんて・・・」
坂津「何でそう思うのか分からんが、私は構わないけど」
加納「課長なんかどうでも良いんですよ!本間先輩のご両親とかです!」
坂津「さらっとヒドイな」
加納「印象悪くないですかね?まだご挨拶もしてないのに!」
坂津「そんな気にしなくて良いと思うけど・・・泊まるだけでしょ?」
加納「だけじゃ済まないかもしれないじゃないですか!」
坂津「・・・あ、えっと、その辺も含んで“泊まるだけ”ね」
加納「あああ・・・Σ(|||▽||| )」
そもそも本間さんはどう思ってるんだろう?
実年齢は本間さんが上でしたが、仕事上での精神年齢は確実に圧倒的に加納くんの方が上でした。
その加納くんがこんなに腑抜けキャラに成り下がってしまっているのは、本間さん的にどうなんでしょうか。
本間「課長、私たちの事ブログに書いたでしょ!」
坂津「どうせ君らと桐谷さんしか読まないんだから別に良いだろ」
本間「あ、そっか。そーですねぇ(すっ・・・)」
坂津「その手は何?」
本間「出演料」
坂津「はいはい」
本間「またビスコですか~もぐもぐ」
坂津「文句言いながらでも必ず食べるよね」
本間「据え膳食わぬは・・・」
坂津「まぁ仕事に支障が出ないように頼むよ」
本間「あー、加納くんちょっと意外でしたねぇ」
坂津「ああ。あんなにキャラ崩壊するとは思ってなかったよ」
本間「そこが可愛い感じなんですけどね♪」
本間さんも悪い気はしてない様子。
むしろあの加納くんが自分の魅力で豹変したことが嬉しいみたい。
坂津「プライベートには口出ししないけど、気を付けてくれよ」
本間「何をですか?」
坂津「加納くん、土曜が気になって心ここにあらずなんだよ」
本間「そうなんですか?可愛いーwww」
坂津「本間さんはあまり変わらないね。大人の余裕?」
本間「ですかね?加納くんのヘタレっぷりが面白くてキシシシw」
哀れな加納くん。
本間さんの加虐心を満たす為にこれからも苦労するんだろうなぁ。
加納「さ、坂津課長、ちょっと良いですか!?」
坂津「ん?何?」
加納「さっき、本間先輩と何かしゃべってましたよね!?」
坂津「ああ、そうだね」
加納「も、も、もしかして坂津課長、本間先輩のこと好きなんですか!?」
坂津「はー(゜Д゜;)ーッ!?」
加納「本間先輩もすごく楽しそうだった・・・」
坂津「加納くん、頭を冷やしなさい」
加納「はい・・・」
坂津「あのね、恋愛は素晴らしいと思うよ?恋をするだけで人生の充実度は何倍にも跳ね上がる。人を好きになるという気持ちは何よりも大きくて強いものだと思う。でも、それを言い訳にして相手を信じることを放棄しちゃいけないよ」
加納「え?」
坂津「自分の思いが強ければ強いほど、不安も大きくなるかもしれない。でもその不安のほとんどは、相手への信頼によってずいぶん相殺されるはずなんだ。恋だの愛だのは、それ単体の感情では成り立たない。そこに信頼とか思いやりとか、そういうものが相互に働いてこそ人間なんだと思うよ」
加納「はい・・・」
坂津「君が本間さんの事を好きな気持ちは分かったから、それと同じくらい彼女の事を信頼しなさい。正直、今の君は自分の事しか考えてないガキんちょに見えるぜ」
加納「そうですね。すみません」
ちょっと厳しく言い過ぎたかもしれませんが、もし嫌だったらもう私には相談して来なくなるでしょうし、そもそもこの手の話は私の超苦手ジャンルです。
これを機に本間さんが年上の自覚に目覚め、さらに、守るべき存在のお陰で加納くんがパワーアップみたいな展開が望ましいんだけどなぁ。
坂津「ちなみに加納くん、これは私の興味本位なので答えなくても良いけどね?」
加納「はい、何でしょう?」
坂津「女性と付き合うのって、初めてじゃないよね?」
加納「ええ。もちろん。人並みには」
坂津「それなら尚更わからないんだが、なんでそんなに腑抜けちゃったの?」
加納「自分でも不思議なんですよ」
坂津「今までと違う?」
加納「ええ、本間先輩は僕が今まで付き合ってきた人と全然違うんです」
本間「何が違うの!?どう違うの!?てか何人と付き合ったの!?」
加納「ほ、ほ、本間先輩!?いつからそこに!?」
坂津「本間さんはくのいちだからなぁ・・・」
※本間さんが忍者であることはこの記事から読み取れます。
本間「ちょっと加納くん、今までの女性遍歴を教えなさいよ」
加納「へ、遍歴なんて言うほどじゃ・・・」
本間「それは私が決めるの!加納くんは正直に白状すればいいだけ!」
坂津「お取り込み中申し訳ないんだけど、ここ事務所だからね?」
本間「もう定時オーバーしてますから今はプライベートです!」
坂津「分かった。じゃあとっとと帰って家で続きをやりなさい」
本間「くぅ・・・加納くん、続きは土曜日だからね!」
加納「は、はい!」
しばらくは加納くんと本間さんに回す仕事の量を調整しよう。
致命的なミスが出んとも限らないな、あの状態じゃ。
しかし、本間さんも余裕綽々だと思ったけど案外そうでもないんだな。
不安だなぁ・・・。