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『かなり』

私が感じる「かなり」なことを徒然に。

人生は苦行の連続だけれども、その苦行の果てに悟りを開くことは無い

どうも、坂津です。

まさかの休日出勤で肉体的疲労と精神的疲労がMAX値を振り切って悟りの境地です。

今なら何を言われても何をされても薄く微笑んでスルーできそうです。

僧侶が悟りを開くために苦行をするのは間違いじゃないんですね。

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私は会社へ行くときに携帯するカバンに、様々なものを入れています。

別に毎日使うものではないのですが、用心のために持ち歩いているのです。

そのためにカバンが重くて仕方ないのですが、それでも中身を減らすつもりはありません。

 

ラインナップは以下の通りです。

・乾電池式のスマホ充電器

・マイクロSDカード(8G)とそのカードリーダー

・衣類にプッシュすると超涼しくなるスプレー

・ニボシ

・扇子

・シャーペンと芯と消しゴム

・真っ白い紙

・中国製電化製品を日本のコンセントで使える変換器

・韓国製電化製品を日本のコンセントで使える変換器

・日本製電化製品を中国のコンセントで使える変換器

日本製電化製品を韓国のコンセントで使える変換器

・ハサミ(針外し付き)

・割り箸

 

 

だいたい、年に数回程度の活躍の機会に恵まれるのですが、この中でただひとつ、ニボシだけは回転が早いです。

野良猫に出逢った時用のコミュニケーションツールとして携帯しているのですが、これがなかなかどうして、よく減るのです。

 

私の猫好きは自他共に認めるヘビー級なのですが、しかし猫好きが猫に好かれるとは限らないのもまたこの世の摂理です。

 

どんなに愛しても、猫たちは私に近づいてきてはくれません。

 

仕方なく考え出したのがこのニボシ作戦でした。

 

会社の近所の駐車場には数匹の地域猫がいて、だいたい私を遠巻きに牽制しながら低く唸り、通過するのを待ちます。

しかし私がニボシを出し、ポンと投げる行為を2ヶ月ほど繰り返した結果、なんということでしょう!

猫たちは私が通ると寄ってくるまでになりました!

もちろん撫でさせてくれるようなことはありませんが、それでも逃げたり唸ったりするようなことは無くなりました。

 

 

で、今日の休日出勤の唯一の楽しみは猫たちに会うことでした。

よく考えれば日曜日に彼らに会うことは初めてです。

ちょっとだけウキウキしました。

 

そしていつもの駐車場へ行くと。

 

おばあさんが一人、猫が5~6匹。

 

しかも猫たちはおばあさんに擦り寄り、おばあさんは代わる代わる猫たちを撫でつけ、猫たちは甘えた声で鳴き、おばあさんはよしよしと声をかけるという情景。

 

私は、餌も何も持たずに猫たちを撫でるおばあさんに嫉妬し、早足で会社へ向かいました。

 

イライラが募り、部下を叱責し、雑な仕事をし、不機嫌を隠さず、イレギュラーな仕事を終えました。

 

帰宅途中、例の駐車場に立ち寄ると1匹だけ猫が居ました。

おばあさんも他の猫も居ません。

 

私はいつもの通りカバンからニボシを取り出し、猫の方へとゆっくり近づきました。

 

すると猫がチラッとこっちを見て「シャー!」と威嚇してきました。

そしてそのまま後ずさりし、ぴょんと塀を越えて去っていきました。

 

もう見えなくなった猫の方を呆然と見ていた私に声を掛けてきたのは、あのおばあさんでした。

 

「そんな怖い顔してたら、猫もびっくりするでしょうね」

 

「え、ああ、そうですね。すみません・・・」

 

まったくの無自覚でした。

 

猫が逃げてしまうほど、私は殺気立っていたということなのでしょうか。

 

猫とおばあさんに、何か大切なことを教えてもらったような気がして、私はイライラを抑えるように心掛けました。

 

いくら休日出勤だからと言って、その休日出勤の原因となったミスをした人間が出社してこなかったからと言って、手伝うと言いながら足手まといにしかならない部下が居るからとい言って、そんなことで私はイラついたりは

 

 

する!

 

駄目!

 

押さえらんない!

 

イライラするー!