どうも、坂津です。
会社が繁忙期すぎてヤバいです。
どうにもこうにも仕事が回りません。
単純に業務量が増えるだけならどうにでも処理できるのですが、どういう訳か私の業務範囲外の対応が多過ぎるのです。
「坂津さん、生産キャパってあとどのくらいですか?」
「もうギリギリだから、この件はあと2日納期をもらうよう交渉しとけ」
「坂津さん、代引きで荷物が届いてるんですけど」
「これで払っといて。おつりと領収をセットで持ってきて」
「坂津さん、工具箱知りませんか?」
「第二倉庫の入り口右側の奥の棚か、そこに無かったら第一倉庫の池さんに聞いてみな」
「坂津さん、エクセルが動かなくなりました・・・」
「“デバック”って出たらすぐ呼べって言ったろ?何で分からないボタンをクリックしちゃうんだよもう・・・」
「坂津さん、駐車場に猫が来てますよ?」
「マジで!?うにゃーんにゃーにゃーごろごろごろー」
「坂津さん、社長が呼んでます」
「タダイマ ルスニシテオリマス」
「坂津さん、蜂が飛んでて怖いです」
パァーンッ!・・・コロリ。
「坂津さん、新規のお客様から問い合わせが・・・」
「お電話代わりました。この度はお問い合わせ頂きまして誠にありがとうございます。担当営業より折り返しお電話させて頂きますのでお名前とご連絡先を頂戴したいとか自分で言えよコノヤロウ!」
「坂津さん、社長が呼んでます」
「カイギチュウ」
「坂津さん、社長来ました」
「あ」
「坂津君、昨日の真田丸見た?」
「観ましたよ」
「どうなった?」
「秀吉がいよいよヤバいです」
「坂津さん、新しいPCが届いたんですが、丁度良い長さのLANケーブルが無くて」
「何メートルのが要るの?ケーブルぐらい自分で作れるようになっとけよ」
「坂津君、秀吉が死んだらどうなるの?」
「構図としては徳川対豊臣(石田)になりますね」
「坂津さん、勤怠入力の締め日を忘れちゃってて入力ができないんですが」
「だから毎日やれとあれほど言ってるだろ!遡っての入力は本当に今回だけだぞ!」
「坂津さん、桐谷さんってどう思います?」
「恐怖の対象」
「坂津さん、お客さんからのFAXが達筆過ぎて読めないんです」
「これは達筆だな・・・『駄・・・菓・・・子・・・』ウチじゃない。間違いFAXだ」
「坂津さん、今日って雨降りますかね?」
「ところにより一時雨だ」
「坂津君、お昼はどうするのかね?」
「昼飯食ってる時間なんて無いですよ」
「坂津さん、社長、とぼとぼ帰っちゃいましたよ?」
「ほっとけ」
「坂津さん、これ経費で落ちますかね?」
「あー、この店でこの額ならいけるだろ。領収書のウラにお客さんの名前書いとけ」
「坂津さん、これ食べます?」
「食べるー」
「坂津さん、部長からのメール転送したんで、お願いします」
「お前はいつもいつもスルーパスばっかりしやがって!」
「坂津さん、今日分の出荷が間に合いそうもありません!」
「そこのお前とお前とお前、今すぐ物流課に行って手伝ってこい」
「坂津さん、お客さんから協力購入の依頼が入ってます」
「またこの時期か。私が一つ買うから適当に選んどいて」
「坂津さん、頭痛がするんですが頭痛薬が効かなくて」
「偏頭痛なの?だったら薬より、両手を冷水で冷やしてきな」
「坂津君、本当にお昼食べに行かないの?」
「15時まで待ってもらえますか?」
「坂津さん、社長行っちゃいましたよ?」
「知らん」
「坂津さん、ムスカの最初のセリフってなんでしたっけ?」
「くいとめろ、だ」
「坂津さん、お客さんへ送るメールの文章を作ったので検閲してください」
「普通に“チェック”で良いだろ。なんで検閲なんだよ人聞きの悪い」
「坂津さん、これ、何スかね?」
「どう見てもTENGAだ!隠せ隠せ!誰のだ!?」
「坂津さん、飴持ってません?」
「あるよ」
「坂津さん、2月の社員旅行ですけど、参加者って分かります?」
「総務で集計してるはずだけど、何で私に聞くの?」
「坂津さん、時計の針が止まってます!」
「電池くらい自分で替えろ!」
「坂津さん、複合機から変な音が・・・」
「これサービスマンの携帯番号。すぐ呼んで」
「坂津さん、何してるんですか?」
「見て分かるだろ!?LANケーブルを作ってるんだ!」
「坂津さん、内線鳴りっぱなしですよ?」
「キコエナイ(桐谷さんからだ・・・)」
「坂津さん、来年の新卒採用の件で学校の方がおみえです」
「なんでいつもあの人はアポ無しで来るんだ!もう!ていうか担当は私じゃない!」
「坂津さん、自販機が釣銭切れなんです」
「ここに小銭溜めてるから適当に両替しといて」
もーやだー。
仕事に関係ないの多いー。