『かなり』

干支に入れてよ猫

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お花畑

どうも、坂津です。

会社で会議中、大人げなく頭に血が上ってしまいました。

 

上司「だからそれじゃウチが損することになるだろ?」

坂津「ですからそこはお客様の良心に訴えましょうよ」

上司「お前は甘いな。世の中悪い奴ばっかりなんだぞ」

坂津「でもルールでガチガチだとサービスにも限界が」

上司「それはもう仕方ないことだ。予防線は絶対必要」

坂津「善良なお客様へのサービスが低下してもです?」

上司「良い人が割を食うのは世の常だ。諦めるこった」

坂津「一部の悪人のために他の人が損をするなんて…」

上司「お前の頭はお花畑か?現実をちゃんと見てみろ」

坂津「は?『お花畑』の何が悪い?」

上司「・・・え?」

坂津「いま馬鹿にする意味で『お花畑』を使ったろ?」

上司「そ、そうだが?」

坂津「おいてめぇお花畑を馬鹿にするんじゃねぇよコラ『お花』の『畑』だぞ?つまり勝手に自生してるんじゃなくて人工的に目的があって『お花』を栽培してる『畑』なんだぞ?食用なのか観賞用なのかは置いといてその『お花』に需要があってそれを市場に流すために日々苦労して『畑』を維持管理して成立してる『お花畑』をなんでてめぇが悪く言うんだ、お?謝れおい『お花畑』とその運営者さんに謝れてめぇコラ」

社長「坂津くん?坂津くん、ちょっと、どうどうどう」

坂津「は、す、すみません、ついカッとなってしまい」

上司「いや、なんか、ごめん。」

坂津「いえすみませんでした『お花畑』には人工的な栽培地としての意味の他に自然の草花が広く自生している状態も指すということを失念していました。お花畑で働いている親戚がいるもんですからついそちらの方ばかりに気を取られ。要するに先程の私に対する『お花畑』発言は自生の草花がまるで畑と見紛うばかりに咲き乱れている様から、考えや思想が非現実的でおめでたい様子を揶揄する為の慣用句として述べられたということでよろしいですね?」

上司「なんかもう、ごめんってば。」

 

 

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