どうも、坂津です。
気付けば私の最近のエントリーが桐谷さんに汚染されている状態。
1.明日から約二週間、ずっと女の子と二人っきり どうにかなっちまいそうだぜ
2.新人の女の子を、好きなゲームキャラクターだと思い込むことで乗り切ろうと企む
4.勝って兜の緒を締めよとか馬鹿じゃないのって思ってた私が馬鹿だった
5.誰の心にも棲んでいる黄金の魂 その内なる声こそ自由への翼
6.色々な検索ワードでこのブログに辿りついた方へ 「ここは危険だ!今すぐ引き返せ!」
8.カッとなってやった。後悔はしている。後悔してるから許してよ~!
おお、8件も書いている。タイトル長いな。
そもそも桐谷さんは私の部署とは何の関わりも無いし、何の因果か研修を引き受けることになってしまっただけなのに。
もう読者のみなさんがもしや桐谷さんなのでは?桐谷さんから漏れた情報で来た社内の人間なのでは?という疑心暗鬼にかられ夜も寝られません。
ブックマークコメントの上から順に
⇒「計画通り」とかもう桐谷さん本人としか思えない。
⇒泥沼にはまる私をあざ笑うとかもしかしてあの部長?
⇒もう社長だって名乗ってるし!
⇒ネット越しで「も」?てことはリアルを知ってるってコトでしょ!?誰!?
⇒社長に言い聞かせる!?会長!?会長がなぜこんなところに!?
⇒手のひらダンサーってカッコいいネーミングだなぁ。というか本命会社が無いなんて驚愕の考察をよくもサラッと!まさか本人!?
⇒羨ましいですとー!?じゃあ代わってよ!変わってよぉぉぉぉぉーっ!!
という感じで、もう日々ガクブルしています。
昨日も桐谷さんからの内線を無視っちゃったし。
しかし、こんなことではくじけない!ようになりたい!
逆境にも負けない強い心!が欲しい!
ピンチをチャンスに変える!スキルを身に付けたい!
という願望を胸に、チキンハートを微細に振動させながら仕事をしています。
さて、結局のところ桐谷さんの配属については私が何をするでもなく私の部署に配属になっておりました。
苦労したのに。
昨日の夕方、社長を捕まえて「今夜、ちょっと飲みに行きませんか?」とガラにもなくお誘いをかけ、酒の力でどうにか配属替えをと企みました。
社長は一瞬顔をぱぁぁぁぁっと輝かせ、すぐに眉をひそめました。
「何か困ったことでも起きたの?」
「いえ、そういうわけではありませんよ。最近はお昼もご一緒できていませんし、もしご都合がよろしいなら少しお時間を頂けると嬉しいのですが」
このあと定時までの社長のキモさと言ったら。
いや、キモいは些か失礼かな。キモかわいい。うん、コレだな。
キモかわいい社長はウキウキソワソワしながら定時を向かえ、すぐに私のデスクへやってきました。
「坂津君、どこのお店で何を食べるの?ねぇねぇ、ねぇったらねぇ」
「最近オープンしたワインバーです。社長のお好きなサングリアもありますよ。ピザの生地もカリカリタイプですのでご安心を」
「んー!!早く!早く!」
と、こんな感じで会社をあとにし、そして良い感じで社長が酔ってきた頃合いを見計らって切り出しました。
「社長、桐谷さんのことですが・・・」
「え、もう聞いたの?相変わらず情報が早いね坂津君。桐谷さんは君のところに預けるから、良い感じに仕上げといてよ」
「は?」
「もう営業じゃなくて良いから、歌って踊れる何でも屋にしといてね」
はああぁぁぁっぁぁぁぁぁぁああっぁぁぁんっ!!????
即座に社長をタクシーに詰め込んで、帰った。
歌って踊れる何でも屋って何だよ。
私の部署ってそんな役割なのかよ。