あけましておめでとうございます、坂津です。
私はリベンジせねばならんのだ!
妻を朗らか且つ麗らかたらしめるにはもう、美味い料理と美味い酒に頼るほか無い!
私は一大決心をし、妻に依頼しました。
私「なんか美味しいもの食べたい」
妻「ん~、ちょっと探してみようか」
フリックフリック!タップタップ!
妻「ココとかどう?」
私「うほ!良いお店!」
というわけで結婚記念日らしく外食ディナーをキメるのです!
今回のテーマは「焼酎」
飲み始めである私達は、ラインナップが多いお店で多種多様な焼酎を味わって、自分たちに合う系統を見付けるところからスタートしたいという目論見がありました。
なのでお互いに別々のを発注するのです。
まず妻の1杯目。
え?焼酎ってこんなに美味しかったの?
こ・・・これが味のふくらみってやつか・・・。
私の1杯目。
あ、やばい。
これ最初に知ってちゃダメなやつかも。
もうこれ以上美味いのに出逢う気がしない。
夕食のつもりでしたが、焼酎のラインナップと1杯目の味で飲みメインにシフトチェンジです。
食べ物の発注も完全にダレヤメ系でキメていきます。
酔っぱらって舌が馬鹿にならないうちに美味しいものを頼むのも定石。
馬刺しの赤身とロースの食べ比べ!
歯ごたえ!とろける!なんちゅー美味さか!
そして妻の2杯目。
確かに透明感という言葉がふさわしいすっきり感。
私の2杯目。
実は以前の高知リベンジの時から密かに狙っていたものです。
栗で作ったお酒ってどんなんだろうと思ったら、ガチで栗でした。
もう口の中が栗なんです。
ものすごい栗感。好き。
からしレンコンがあまりに美味しくて追加発注。
あと絶対に外せないのがさつま揚げ!
これ考えた人にノーベル揚げもの賞を献上したい。
妻の3杯目。
このお店のイチオシ。
芋焼酎は癖がある、なんて言われますが、そんなこと無いですよ。
力強いインパクトがあるので、そこが分かれ目になるんですかねぇ。
私は好きです。
私の3杯目。
ゴマって。
そんなのもあるんだ!
確かに飲んだ後の口に広がる風味が胡麻!
私的にはさっきの栗の方が好みかなー。
もう発注が完全につまみ。
漬物の盛り合わせ。
あと味噌ピーナッツ。
なにこれ超おいしい!
これ考えた人にノーベル・・・何とか賞あげたい!
それから山うに豆腐。
これもノーベル豆腐賞進呈。
それからエイヒレのあぶり。
なんなの?
何賞が欲しいの?
オマエラみんな美味しすぎなんだけど!
妻の4杯目。
自然な甘み。
コスパが高いと見た。
デイリーにしても良さそうな感じ。
私の4杯目。
ここで事件が起きました。
そう、私が外食して、何も起きずに平和に終わるワケが無いのです。
私が発注したのがコチラ。
名前がスゴイでしょ?
超不阿羅王でチョウファラオ!
こんなのもう、飲むしかないじゃないですか。
ワクワクしながら待ってたら、店員のお兄さんがテーブルにやってきました。
手には超不阿羅王を持っている様子はありません。
兄「大変申し訳ござません・・・超不阿羅王は品切れでした・・・」
私「マジか!」
妻「人気なんだね~」
兄「申し訳ございません・・・」
私「いやいや、仕方ないよね」
妻「次回のお楽しみだね」
私「ん~、じゃあ、えっとね~」
超不阿羅王が幻となったため4杯目の発注し直しです。
そして訪れる手ぶらのお兄さん。
兄「あの・・・大変申し訳・・・」
私「マジか!」
妻「引くねぇ旦那」
兄「ホント、すみません・・・」
私「いやいや、仕方ないよね。大丈夫大丈夫」
妻「この人いつもこうなんです。気にしないでね」
兄「すみません」
私「じゃあ、よし、コレにしよう」
兄「あ!それは在りました!見ました!」
私「良かったー!」
妻「それも気になってた奴だもんね」
兄「あの・・・本当に本当に申し訳ないのですが・・・」
私「マジかー(゜Д゜;)ーッ!」
妻「何?タッチの差?最後の1杯だったの?」
私「こんなこともあるのか・・・」
兄「何と申し上げてよいやら・・・」
私「分かった。じゃあこうしよう」
兄「はい?」
私「お兄さんのオススメを持ってきてください」
妻「そう来たか」
私「お兄さんが美味しいと思うやつで」
兄「はい!かしこまりました!」
まさか3連チャンで品切れを引き当てるとは。
このやりとりの間にシメのお茶漬けが来てしまい、撮影も忘れてましたよ。
完食直前に撮ってないの思い出して、一応。
そしてお兄さんが持て来てくれたのがコチラ。
確かにパンチがありました。
この日飲んだ中で一番「濃い」と感じました。
まぁしかし、美味かった!
結論として、焼酎は麦じゃなくてもイケるということです。
美味い料理と美味いお酒のおかげで妻も上機嫌であります。
終わり良ければ全て良し。
来年は6周年。
『鉄婚式』らしいです。
よし、鉄だったら簡単だな。