『かなり』

干支に入れてよ猫

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熱中症になってしまった

どうも、坂津です。

生まれて初めて熱中症になりました。

とは言ってもすごい軽いやつですけどね。

本当に『まさか自分が』ってやつでした。

 

まず当時の状況を整理します。

・朝10時から夕方5時まで屋外で重労働

・長袖長ズボンに田靴、麦わら帽子、マスクとゴム手袋を着用

・昼食は摂らず

・快晴、最高気温32.9℃

 

口にしたものは以下の通り。

ポカリスエット500ml

いろはす500ml

綾鷹500ml×2本

・お~いお茶500ml

・麦茶500ml

・塩タブレット1個

 

作業がひと段落し、さぁ帰ろうと上着を脱ぎました。

ぐっしょりと濡れたシャツに風が当たってすごく気持ち良かったです。

そして外したゴム手袋からはザバーッと汗が流れ出ます。

同じく田靴からもザバーッ。

どんだけ汗かいたんだよって笑いながら車に乗り込みます。

車の中はエアコンでキンキンに冷えていて極楽浄土。

 

で。

 

帰りの車中で体に異変が起き始めました。

 

感じた順番と内容は次の通り。

・軽い頭痛

・軽い吐き気

・ひどい頭痛

・生あくび

・空腹だけど食べることを考えたら吐き気

・お茶を飲んでも吐き気

・激しい頭痛

・いまにも吐きそう

 

道路は大渋滞で約2時間の道中でしたが、無限に感じました。

このとき私は、大汗をかいた後で冷房が直撃したので風邪をひいたのだろうと思っていました。

風邪ってこんな一瞬でひくものなのかとボンヤリ考えつつ、一秒でも早く帰ることを願いました。

 

元々会社に自分の車を止めて、みんなで1台の車に乗り合わせて作業に出ていたので、帰り憑く場所は会社です。

さすがに平日で丸1日席を空けていたので、そのままバイバイというわけにもいかず、机の上のメモ書きやメールをチェックします。

でも目がかすんで文字が読みにくいったらありません。

なかなかピントが合わないので苦労しました。

その間も頭痛と吐き気は治まらず、仕事を残したまましぶしぶ帰りました。

 

で。

 

帰宅後、妻に言いました。

 

私「なんか風邪ひいたっぽい。頭痛と吐き気が」

妻「旦那よ、それ熱中症じゃね?大丈夫なの?」

私「水分は摂ってたから熱中症じゃないでしょ」

妻「水分でまさかお茶とかじゃないでしょうね」

私「お茶と水が大半だけど。ポカリは1本だけ」

妻「間違い無い。梅干しを食べなさい梅干しを」

 

そう言って妻は梅干しを出してくれました。

この世に生を受けて39年と半年、あんなに美味い梅干しを食べたのは初めてでした。

それから、吐き気のせいで夕食が食べられそうもないと言った私に妻が出してくれたのは、お味噌汁と卵で作った即席のおじやでした。

別名ねこまんま

生まれてこのかた味わったことの無い超絶美味なねこまんまでした。

震える手ですくい上げ口に運ぶ匙の一杯ごとが、ゆるやかに、しかし確実に身体に沁み渡って行くのを感じました。

大袈裟で無く、マジな感覚です。

五臓六腑に沁み渡る』というのはこういうコトなんだなぁと実感しました。

 

涙が出るほど美味しい夕餉を、いつもより時間を掛けてゆっくり食べ終えたとき、もう頭痛も吐き気も無くなっていました。

結局ねこまんまをお茶碗2杯、梅干しを3個食べました。

 

私「治ったッ!梅干し&ねこまんまの奇跡だ!」

妻「え?マジで?そんな早く治るわけないけど」

私「もう全然気持ち悪くないし頭痛も無いよ?」

妻「謎は残るけど旦那の構造が単純で良かった」

私「ラブやんは名医だなぁ。マジでありがとう」

妻「いや、ちょっと考えたら普通は分かるハズ」

私「でもさっきまで完全に風邪だと思ってたし」

妻「判断ができないほど疲労困憊だったんだね」

私「自分のことを分かってるつもりになってた」

 

賢明な皆さまには今さら言うまでも無いことですが、熱中症はマジでヤバいです。

何がヤバいって、体調の変化が突然やってきます。

急変激変です。

特に作業に集中していると僅かな体調変化、予兆に全く気付きません。

私の場合は軽かったのでものすごくラッキーでしたが、もう少し体力が無かったり作業時間が長かったり気温が高かったり、何らかの要素が違っていたら、救急車のお世話になっていたかもしれません。

 

テレビなどでも頻繁に『熱中症に注意』とか言ってますが、正直なところ舐めてました。

自分には無関係だと思っていました。

これから夏本番を迎えるこの季節。

くれぐれも、本気で、熱中症にはお気をつけください。 

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