あけましておめでとうございます、坂津です。
先日、データ復元についての記事を書きました。
削除されたと思っていたデータがあまりにも簡単に復元されてしまったので、私は強い危機感に襲われました。
今は使っていない低容量の記憶媒体たち。
これらが現役だった頃、私は何を保存していたのかまるで覚えていません。
いつか使うかもしれないと思って取っといただけですが、不用意に売ったり譲ったり捨てたりしなかった自分を褒めてあげたい!
私は、それらの記憶媒体から、恐る恐るデータの復元を試みたのです。
復元なんかしなきゃ良かったという気持ちが。
出てくるわ出てくるわ数多のファイル。
当時の私はなぜ落描きをいちいちスキャニングしていたのでしょうか。
しかし復元してみて良かったという気持ちも。
見ず知らずの誰かにこれを復元されたとしたら・・・。
想像しただけで蕁麻疹が出そうです。
やはり物理的破壊あるのみです。
ただ、せっかく開けた地獄の蓋ですから、せめて1記事分くらいのネタにはなってもらいたい。
そう考えたものの、ここで公開できるような健全なデータならそもそも削除なんかしてないって話で。
そう思いながら黒歴史、いや漆黒歴史、いや暗黒歴史、いや真暗闇歴史の遺物をめくっていると、なんだエロくないのもあるじゃんか。ちょっとだけ。
漫画の原稿用紙に描いてるというのが時代を感じます。
ペン入れ後、消しゴムかけ前というやつですね。
Gペンの使い方が下手くそで線の強弱が全く出てないです。
当時はこのまま取り込んで、鉛筆の下書き部分をデジタル処理(コントラストを上げる)で無理矢理消して時短してました。
セリフもいちいちフォトショップで打ち込んでたなぁ。
完全に黒歴史です。
ツノ。
詳細は覚えていませんが、きっと「角」というお題で落描きしたんだと思います。
東方projectというゲームにハマってた頃の落描きですねぇ。
確かサークルメンバーである友人と駄菓子を貪りながら次回の新刊の内容について打ち合わせしてる最中に描いたものだったような気がします。
恵比寿のファーストキッチンの2Fだったような記憶が・・・。
あ、いや、神田のミニストップのイートインだったっけ。
しかしなぜこれをスキャンしたんだろう。
あとこれ。
恥ずかしさのレベルで言ったら究極ですよこれ。
一昨日のオタク全開な記事よりも遥かに恥ずかしいですよこれ。
しかし掘り起こしてしまった物は仕方ありません。
公開できる範囲のものは公開せねば坂津がすたるのです。
うわー!
恥ずかしくて死にそうだー!
いやマジで。マジで。
何が恥ずかしいって絵よりも文章の方が遥かに恥ずかしいですね。
なんだこれ。
何が「続きは夏コミ」だよ落選したくせに!
てか夏に受かったこと無いくせに!
あー、顔が熱いー。
体温が上がるー。
復元されたデータは何も絵ばかりではありません。
携帯で撮影した写真もたくさん出てきました。
その写真をUPして羞恥の余韻を消してしまいましょう。
なんでこの写真たちが消去されてたのかは謎ですが。
ずっと昔、広島県の福山市をドライブしていた時の写真が出てきました。
福山市と言えば我らが浪士様のお庭だとか。
魚と一緒に私たち読者の心まで釣り上げてしまう、敏腕釣り師の浪士様。
その福山市でこんなお店を発見しました。
店名がすでに注文を訊く形式になっているという面白いお店でした。
しかも2択。
このお店に電話をかけたら「はい、珈琲ですか紅茶ですかです」って出るんでしょうねぇ。
入店する際にはドアがカランカラン鳴るのにかぶせながら「珈琲で」と宣言しながら入るんでしょうかねぇ。
何年も昔の写真なので、お店が今も健在なのか不明ですが、とてもインパクトがありました。
あとインパクトと言えばこちらも。
福山市というのは序列に厳しい土地柄なのでしょうか。
是非とも1番と2番も見付けて食べ比べをしたいところです。
しかし果物屋さん自体の件数がどの程度なのか、そして福山エリアに卸されている果物の生産農家が何件あるのか。
そんなに多いとは思えないんですよね。
さて、パンドラの箱は最後に希望が出て来なければなりません。
復元されたファイル群の中に何か希望はあるのかな~。
すると。
今までの絵なんかモノともしない、最強に恥ずかしいのが出てきました。
絶対に公開できないやつです。
画像ファイルではありません。
テキストファイルです。
ラノベっぽいやつの下書きでした。
致死レベルの恥ずかしさと共に、内容を思い出しました。
主人公は男子高校生。
3人のヒロイン候補。
章立てされた物語が、各章の終わりに必ずその後の展開が3択式になっているという変な構造。
当時やってたオンラインゲーム内で続きを投票してもらい、最も得票数の多かった選択肢でストーリーが進んでいくという馬鹿な企画の残骸でした。
希望でも何でも無いな。
よし、再び削除しよう。
皆様、パソコン本体とかもそうですけど、記憶媒体や携帯電話など、データを保存する機能があるものを気軽に売ったり譲ったり捨てたりするのは危険です。
とりあえずこれから完全削除ができる道具を買いに行ってきます。