『かなり』

業界には色々ある

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【完全】事サつマニュアル

あけましておめでとうございます、坂津です。

このところ自由時間が少なく、ブログ活動、略してブ活に専念できません。

そもそも会社はブ活をするとこじゃねーだろってツッコミは勘弁してくださいね。

会社とは、私にとってはまぎれもなくブ活の場なのです。

さて、このまま3月に突入すると、やれ新卒の採用だ、年度末だと言って社内がお祭り騒ぎになってしまいます。

今年はもう仕方ないとして、来年からはこのドタバタに巻き込まれることが無いように、私がやっている事のマニュアルを書き残しています。

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以前の記事でも書きましたが、業務移行のために手引書を作成しています。

私の煩雑な仕事内容を憐れんだ社長が、私から業務の引き剥がしを提案してくれたのです。

上記のように、とにかく何でも紙面での提出を求める紙教の信徒どもに対し、作った文書をとにかくプリントアウトしてファイリングします。

そして引き継ぎ先に手渡していきます。

 

私「大まかな流れはまず合同企業説明会、いわゆる合説に出展して、単独の会社説明会へ来てくれる学生を獲得します。ここでの説明は大雑把に会社の魅力を伝えるだけで構いません」

先「あいよ!」

私「会社説明会では人事制度や福利厚生などの詳細、募集職種の業務内容の詳細など、合説では説明しきれなかった細かい部分を伝えます」

先「ほほう!」

私「その上で、もし我が社に就職を希望される方には履歴書を送付してもらいます」

先「なるほど!」

私「その後1次面接、2次面接のあと、社長面接を経て採用通知を送付します」

先「あいあい!」

私「それぞれの面接で行う試験内容や、合説でしゃべる内容なんかも全部ここに記載してありますので」

先「よっしゃ!」

私(このヒト絶対理解してくれてないよなぁ・・・)

 

私「もし複合機に不具合が発生した場合、まず最初に、この液晶画面に表示されているエラー番号を確認します」

先「え?どこどこ?ああ、ここね。うんうん」

私「エラー番号の前にアルファベットで“SC”と入っていたら、何も触らずすぐにこの番号に電話をしてください」

先「え?何って言った?ああ、“SC”ね。うんうん。どこに電話だって?」

私「繋がったらこのエラーコードを伝えてください」

先「え?どれどれ?ああ、さっきの画面ね。はいはい」

私「“SC”じゃないエラーの場合は、複合機を再起動します」

先「電源を切れば良いのね」

私「まぁそうです。スイッチが3つあって、押す順番があるので間違えないでくださいね」

先「間違えたらどうなるの?」

私「メンドクサイことになります」

先「じゃあ間違えないようにしなきゃね」

私「はい。そう言いました。順番はここ、ここ、最後にここです」

先「うわー、間違えそう。絶対間違えそう」

私(スイッチにテプラで数字を貼っとこう・・・)

 

こんな感じで、私が日常的にやっている業務のうち、引き継ぎ先があるものに関してはどうにか渡すことができました。

彼らがちゃんとやってくれるかどうかは置いといて。

それよりも問題なのは、明確な引き継ぎ先が存在しない業務です。

突発的に発生する事案について臨機応変に対応する感じの内容です。

そんなイレギュラー、誰も引き継ぎたくありませんし、だからこそ明確な担当部署もなく、仕方なく私預かりで乗り越えてきた日々。

そんな辛く悲しい時代に終止符を打つ為、私はこれらにもマニュアルを作成しました。

 

 

■事故対応マニュアル

通勤や業務上で、車を運転することはよくあることです。

その最中、自分に過失が有る無いに関わらず、交通事故は起きてしまいます。

そして事故が起こった時に結構な割合で、私の携帯が鳴ります。

就業規則の中にはちゃんと、事故ったときの手順が明記されているのです。

1.状況確認

2.警察に連絡

3.会社で加入している保険会社の営業マンに連絡

4.上司に連絡(直属の上司に連絡がつかない場合はその他の上司)

このくらい、別に書いてなくたって常識だとは思うんですけどね。

それなのに。

事故「さ、坂津課長、た、大変です!」

坂津「どしたの?」

事故「や、やっちゃいました!」

坂津「は?誰が何を?」

事故「ぼ、僕が、つ、追突を!」

坂津「よし分かった状況を教えろ」

事故「赤信号で止まってた車列に突っ込んじゃいました!」

坂津「聞き方が悪かったな。まず怪我は?相手とお前、怪我はしてないのか?」

事故「大丈夫です!相手も元気です!」

坂津「分かった。警察に電話は?」

事故「まだです!」

坂津「よし、じゃあ保険屋さんにもまだだな?」

事故「はい!」

坂津「まず警察に連絡してすぐ来てもらえ」

事故「分かりました!」

坂津「警察のすぐあとに保険屋さんに電話しろ」

事故「分かりました!」

坂津「社内の関係部署には私から連絡をいれておく」

事故「お願いします!」

坂津「最終的にどうなったか報告するように」

事故「はい!」

というようなことがよくあります。

事故がよくあるんじゃなくて、事故が発生した際のやりとりって意味ですよ。

直属の上司に繋がらないケースなんてそうそう無いはずなのに、なぜ皆こぞって私の携帯を鳴らすのか。

もしかしたら各人の電話帳登録で私の番号が「緊急連絡先」とかって名前になっているんじゃないだろうか。

もしくは「何かあったらとりあえずかけてみる」とかそんな名前。

一体誰の策謀なのかは知らないが心底やめて欲しい。

私に相当な恨みを持つ者の仕業に違いない。

 

というわけで、私はこの携帯電話ごと誰かに渡してしまいたいと思っています。

事故の報告を受けたときの対処法を記したマニュアル付き携帯です。

誰か受け取ってくれー!

誰も居ないのかー?

ここに置いとくよー?

 

 

サマータイム対応マニュアル

我社はサマータイムという無慈悲な制度の可哀相な被害者です。

ちょっと大きい取引先が導入してるもんだから、それに合わせて我社も1時間早く始業しておかなければなりません。

もちろん、だからと言って1時間早く終わる訳がありませんよね。

要するに時間がズレたのではなく、単なる営業時間の拡大です。

しかし、全従業員に1時間早く出勤しろとは言えません。

そもそも、そのちょっと大きい取引先から必ず何かアクションがあるわけでもありません。

2日に1回程度、延長された1時間の間に問い合わせなどの電話があるかどうか、です。

そうなると誰か一人が事務所に居れば良い、ということになります。

たいてい社内で「誰か一人」という事案が発生した場合の「誰か」は、“DAREKA”ではなく“SAKATSU”と読みます。

つまり坂津一人が事務所に居れば良い、ということです。

 

この無体な仕打ちも誰かに渡してしまいたいと思っています。

誰も居ない事務所で電話が鳴ったとき、その要件ごとに対処法を記したマニュアルを作っています。

早起きもできるから三文の得になるし、翌朝が早いと思ったら夜早く寝るし、健康的な生活を送れるチャンスです。

三文は現代の価値で約30円ですよー。

誰か受け取ってくれー!

誰も居ないのかー?

ここに置いとくよー?

 

 

■つくっといて対応マニュアル

自転車置き場や通り抜け用のドアなど、希望者からふいに「つくっといて」と言われることがあります。

この作っといてには「専門業者に頼むほどのクオリティを要求しない代わりに、安く済ませてしまいたい」という願望が込められています。

この対応にはまず、自分で作れるものかどうかの判断と、大雑把にでも材料の想像ができること、設計図が描けることが必要です。

電動ノコギリやインパクトなど、初歩的な工具なら揃っていますので、それらで作れるかどうかの判断も要りますね。

DIYに適した幅広い品揃えのホームセンターの情報と、今までに作ってきた設備の材料・作製法・費用などを記したマニュアルを作りました。

これまで購入し、余った分のネジや釘、金具類の収納場所も記しています。

これで急に「ウサギを飼うからウサギ小屋が欲しい」と言われてもたちどころに建設することができるでしょう。

誰か受け取ってくれー!

誰も居ないのかー?

ここに置いとくよー?

 

って言ったって、どうせ誰も拾ってくれないんだよね・・・。

そりゃ誰だって面倒なことには巻き込まれたくないだろうからね。

これは一旦社長に渡して、社長から誰かに投げて貰った方が良いかなぁ。

でも社長に任せて最終的に「いやぁ、誰も受け取ってくれなかったからやっぱり坂津くんに返すよ」とか言われたら最悪だ・・・。

そんなブーメランはお断りです。

いつか何かのタイミングでごく自然に何の疑問も持たせずにしれっとスムーズにまるでシルクのような手触りのサラサラヘア。

そんな引き渡しを実現したい。

 

こんな感じで私は、誰にも渡せていないマニュアルをそっと置いています。

故対応

マータイム対応

くっといて対応

これらのマニュアルを誰かの手に渡すのを、虎視眈々と狙っているのです。