『かなり』

干支に入れてよ猫

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魚へんに春と書いてサワラ

どうも、坂津です。

ちらほらと桜が咲き始め、例年通りに目が痒くなり鼻水が垂れ、名も知らぬ小さな羽虫が飛び交うようになり、春を感じることが増えてきました。

用水路が鷺や鴨で賑わい、遠くの山は黄砂で霞んで低解像度になります。

多くのお店が桜の造花をこれでもかと装飾し、新生活スタートを謳った売り文句がそこかしこから目に飛び込んできます。

これぞ春。

そこそこのボリュームでブツブツと独り言をつぶやきながら歩いているおじさん、視認できない相手に向かって喧嘩腰で怒鳴りつけるおばさん、えっさすがにその恰好じゃ寒くない?って薄着で公園を徘徊するおじいさん。

まさに春。

 

さて、立春をブッチギり春分の日を飛び越えた私たちは名実共に春という季節へと移行した世界線に生きているわけです。

2~4月という夏までの3ヵ月、みっちり春を満喫する義務を負っています。

しかし昨今の世情的にはおおっぴらに光風を愉しむことが許されないような気がして、春活動を自粛してしまいがちです。

メジャーどころで言えばお花見とか、この時期に付きものの歓送迎会とか卒業旅行とか、こういうイベント関係を我慢している人は多いハズです。

 

で、この『我慢パワー』って、どこかに溜まってないんですかね?

 

本来なら『活気』とか『陽気』として消費されるはずだった何らかのパワーが、自粛のせいで発散できずに蓄積されてたりしないんでしょうか。

んでWHOだか政府だかが「もう大丈夫だよ~」って言った瞬間、爆発的な勢いで経済が回り始めてバブルが再来したりしないんでしょうか。

すれば良いのに。

 

なんて由無し事が浮かんでは消えていく春霞な脳内、鼻炎薬の副作用による睡魔と闘いながら。

敬具。