どうも、坂津です。
今日は新しいことに挑戦してみようと思います。
片仮名や英語表記を使わずに記事を書いてみます。
主題を自分で選んでしまっては何の面白味もありませんので、お題無作為抽選機を回して決めようと思います。
抽選は昨日に続き二回目となります。
お題部分は私が書いた訳ではありませんので、今回の記事の禁則事項に触れてはいないものと見なしますね。
さて困りました。
まさかこんなのを引き当てるとは。
そもそも、私がこの電子遊戯をやってないという大きな壁が立ちはだかります。
しかも表題そのものや登場する怪物がことごとく片仮名表記です。
しかし無作為抽選機を回してしまったものは仕方ありません。
さて、私がこの衣嚢怪物号(いのう かいぶつ ごう)を知ったのは、たまたま昼食を食べていた定食屋さんでした。
衣嚢とは衣類に付属した、袋状の小物などを収納するための部分です。
しまった。略さないといけませんね。
衣嚢怪物を略して嚢怪(のうかい)にしておきましょうか。嚢怪号。
私の隣の席で、食べることもそこそこに、携帯電子端末の大型液晶を指で擦っている人がいました。
一体何をしているのかと思っていたのですが、会社の若い子にそのことを話すと「ああ、それは嚢怪号ですね」と教えられたのでした。
私は特に嚢怪関連作品について明るくなく、またそれほど興味もありませんでしたので自前の携帯電子端末に組み込むことはしませんでした。
それから直近の休日に、私は恥ずかしい体験をすることになります。
近所の子供たちが手に手に携帯電子端末を持ち、その写真機能で私を撮影しているではありませんか。
この事件はすでに記事として公開済みですのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが。
私にとって嚢怪号は、このような恥辱をもたらす程度のものでしかありませんでした。
また地上波受像機の報道で頻繁に、交通事故などの原因として挙げられるようになり、私の中での評価は地に落ちたのでした。
しかしそれからしばらくして、見直しの機会を得ました。
我らの加納くんが、まさかの重度利用者だったのです。
坂津「あれ?加納くん、それってもしかして・・・?」
加納「ええ、嚢怪号ですよ」
坂津「加納くんがそういう電子遊戯やるって印象が無かったから、意外だな」
加納「僕だってこれくらいやりますよ。流行には乗っとかないと」
加納くんがやっているという時点で私の中の評価は急上昇です。
すぐに携帯電子端末を操作したところ、こんな表示が。
「お使いの端末には適合しません」
なんだよちくしょう!せっかくちょっとやる気になったのに!
というわけで結局のところ私は加納くんが液晶画面を指で擦り上げるのを見ているだけでした。
最近ではまた、聖夜に贈り物を届けてくれる赤服配達員仕様の黄色電気鼠が登場したそうで、方々で盛り上がってますね。
なにやら簡単に捕獲できるらしいという記事を目にしたので、きっと加納くんも入手しているのだろうと思っていました。
坂津「赤服配達員の黄色電気鼠、獲れた?」
加納「それが・・・鳩や雀しか居なくて・・・」
坂津「鳩や雀が何なのか知らないけど、とにかく残念だねぇ」
加納「肩に・・・肩に乗せたかったんですけどね・・・」
まさかあの加納くんがこんなに気落ちするなんて、恐るべし嚢怪号。
携帯式電子遊戯少年用記憶媒体として衣嚢怪物が発売されてからはや二十年。
活動漫画にもなり映画化もされ、海外でも大人気となりました。
そう言えば衣嚢怪物、海外では略称の方が正式名称なんですよね。
日本語では衣嚢怪物ですが、英語でそれは男性器を表す隠語なのだとか。
それで仕方なく略語である嚢怪の方を正式名称として採用したんだそうです。
言葉って難しいですね。