『かなり』

干支に入れてよ猫

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乳児が黙って集中して見る番組

どうも、坂津です。

首は据わったけどまだ腰が据わらなくて、まだ一人で座ってられない息子はよくテレビを見ます。

とは言ってもほとんどの場合『視界に入ったらちょっと目で追う』くらいのものですが。

椅子に座る私の膝に乗せて一緒にテレビを見ようとすると、ほぼ5分くらいで飽きて周囲のものに手を伸ばして口に含んだりし始めます。

ところが、色々な番組を試した結果、何か外的要因(テレビを消す、息子とテレビの間に割って入る、体の向きを反転させるなど)が無いかぎり延々と見続ける番組を探し当てました。

それは海外ドラマの『ゴシップガール』です。

ご存知の方はご存知かと思いますが、10年ほど前に日本で放送開始されたという結構古いドラマです。

元々妻が好きで、その影響で私も一緒に見るようになったものですが、最近また動画配信サービスで放送されており、我が家のリビングではシーズン1から延々と垂れ流しているのです。

1~6シーズン、全121話。

どこのシーンを切り取っても、息子はじっと画面から目を離しません。

ちなみに吹き替えではなく字幕版です。

 

今までこんなことはありませんでした。

じーっと画面に集中する時間は続きません。

我々夫婦が好んで視聴する『銀魂』は3分が限度でした。

たまに思い出したように見たくなる『甘々と稲妻』も4~5分。

『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』も『世界はほしいモノにあふれてる』も3分止まり。

幼児向け番組を含むその他様々なジャンルを試しましたが、結局1分ももたない感じです。

あ、確か『脱力タイムズ』だけは8分くらい黙って見てたような。

 

とはいえ『ゴシップガール』の無期限視聴には敵いません。

まぁそもそも息子にそんなにテレビを見せようとは思っていないんですけどね。

それでもちょっとした待ち時間、例えばお風呂の準備ができるまであと15分なんだけど静かに待っててくれないかなとか、そーゆーのってありますよね。

そんなとき『ゴシップガール』さえ流せば、息子は黙って画面に集中してくれるのです。

 

原理も理由も理屈もさっぱり分かりませんが、事実そうなのです。

これはたまたま我が息子だけがそうなのか、実は『ゴシップガール』に乳児を集中させる効果が有るのかは定かではありませんが。

もし『ウチの子だったらこれで静かになるよ』みたいなのがあれば、教えて頂けると有難いです。

是非とも試してみたいと思います。

 

 

文明の利器の恩恵を改めて思い知る

どうも、坂津です。

少し前からですが、自宅でも職場でも通勤帰宅の車内でも、冷房を使っています。

そうすると、ふとしたタイミングで『効き過ぎて寒い』という時間が訪れます。

本来なら外気温やらその他の状況に合わせてこまめな風量調節、温度調整、運転切替ができれば良いのでしょうが、ついつい『つけっ放し』にしていまいがちなのが原因です。

これが自分が運転する車内であれば『寒過ぎる』ことになる前に自らエアコンの温度調節を行うことができます。

また自宅であれば妻に一言「寒くない?」と声を掛ければ済む話です。

それが仕事場だとそうもいかなくなります。

 

以前にも書きましたが、私の職場は室内の寒暖差が大きいことに定評があります。

私の席は外気温の影響を非常に強く受けるため、常に『平均の外側』に立つことを強いられています。

逆に言えば、私が適温で過ごしているということが『部下たちの環境が劣悪』であるという確証になってしまうのです。

しかし人は快適な環境に置かれると周囲への気配りが緩慢になってしまうもの。

単に仕事量が多いということも手伝って、私は自分が超適温で作業をしていることに気付いていなかったのです。

 

ふと、パソコンに向かう顔を上げ、肩をゴキゴキと鳴らしながら周囲を見渡しました。

 

全員、ジップパーカーやらジャケットやらの上着を羽織っています。

デスクに置かれているカップからは湯気が立ち、それがホットコーヒーであることが分かります。

要するに私以外みんな、寒い思いをしている!

 

我に返った私は自身が今まで適温で過ごしていたことを省みます。

私が快適を謳歌している時間はイコール部下たちの苦難の時間なのです。

しかしエアコンの調整をしようとした私に、部下は言いました。

 

部下「あれ?何やってるんですか?」

坂津「だってこの部屋寒いんだろ?」

部下「いや、別に良いですよこれで」

坂津「だって上着を着てるじゃん?」

部下「贅沢な感じだから良いんスよ」

坂津「コタツでアイス的な贅沢さ?」

部下「冷房下での毛布的な贅沢さw」

 

彼ら曰く、少し肌寒いくらいの環境で、衣類による調整で温かさを維持しつつ温かいものを摂取するのがとても心地良いのだそうで。

このご時世、エアコンの過剰稼働を避ける気運が高まっていて、空調設備のある環境はいつでもどこでも『ぬるい』と感じることが増えています。

外気が暑いとき冷房をガンガンに利かせた少し寒いくらいの室内で暖を取るという圧倒的無駄が、謎原理によって精神的な余裕を生んでいるようです。

なんとなく分からないこともない理屈です。

それならそれで、私は快適な環境下で仕事を進められるし、メリットしかありません。

エアコン万歳。冷房万歳。

 

部下「か、課長!大変なことがっ!」

坂津「どうしたのかね朝っぱらから」

部下「エアコンが故障しましたっ!」

坂津「業者さんに連絡はしたのか?」

部下「はい、ですが修理は来月だと」

 

どうやら修理の為に必要な部品の取り寄せに時間が掛かるとのこと。

これから半月あまり、私は汗で全身をぐっしょりさせながら『これが本格的な夏が来る前で良かった』という超プラス思考で乗り切るしかありません。

 

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契約内容をご確認ください

どうも、坂津です。

父から相談をされました。

 

父「最近携帯のバッテリーの減りが早いんだ」

私「ガラケーからスマホにする機会なのでは」

父「スマホを持つメリットが分からんのだよ」

私「まぁ電話とメールしかしないならそうか」

父「デジカメは別に持ってるし基本料も違う」

私「料金だけで言えば格安スマホもあるけど」

父「とにかく新しいものに手を出すのは面倒」

私「使い慣れたモノが直るならそれが最良か」

 

父はもう74歳。

もちろん同年代でスマホを使いこなしている方もたくさんいらっしゃるでしょうが、無理にチャレンジさせるのも気が引けます。

本人に刷新の意思が無いのなら、現状維持が最善となるでしょう。

 

さて、父によれば使用中のガラケーの状況はこんな感じ。

・さっきまで80%くらいあった電池残量が一瞬で6%になる。

・と思って充電し始めたらすぐ充電完了で表示も100%になる。

・なので実は表示だけ6%なのかと思い放置してたら電源が落ちる。

つまりバッテリーの『7%~79%部分が消去されている』ような状態らしいのです。

うん、完全に電池パックが瀕死だな。

 

こうなると電池パックの交換が最良の対応策となるわけですが、問題は『その機種のバッテリーがまだ在庫されているか』ということです。

と言うのも、実は父が使っているガラケーと同じ機種を、私も仕事用の携帯として使っているのです。

ちょっと前にその携帯にメールが入ってきました。

『水濡れ・全損修理終了のお知らせ』という内容で、2019年6月30日が期限でした。

もう目前じゃん!

 

なので、もしかしたらもうバッテリー交換とか対応してくれないかもと思いつつ、調べてみたら通常の修理対応は2022年まで受け付けてくれるみたい。

だったらイケる公算が大きいと踏み、近所のケータイショップへ行きました。

すると店員さんが全く売り上げにもならないのにめっちゃ丁寧に調べて親切に教えてくれたのです。

 

「お客様の契約内容を確認させていただきましたが、電池パック交換の保険に加入されていらっしゃいますので、1回だけ無償で新品の電池パックをご自宅にお届けできます」

 

その場ではすごく喜んだ父と私。

1週間程度待つだけで新品のバッテリーが届き、入れ変えれば問題解決なワケです。

しかし。

父は言いました。

 

父「そもそも保険になんて入った覚えは無い」

私「オプションで勝手に付いてたのかねぇ?」

父「その分の料金が毎月掛かってたのが嫌だ」

私「でも本人の承諾無しで加入はできないよ」

父「知らない間に加入してたのが気持ち悪い」

私「ちゃんと説明を聞いて無かったんじゃ?」

父「そもそもワシが契約したの違う会社だし」

 

一瞬「えっ?」と思いましたが、よく考えたらそうでした。

父が携帯電話を持ったとき、それはデジタルツーカーとの契約でした。

気付けばジェイフォンなる名称に変わっており、更にボーダフォンへ改名、そしてソフトバンクに辿り着いたのは最初の契約から10年以上経過したときでした。

もちろんその間に機種変更は何度かしていたようですが、その都度「現状のプランから変更はしない。そのプラン自体が無くなるのなら最も近いプランで」という冒険心が皆無な更新を繰り返していたのです。

恐らくその更新の際に、月額は変わらず万一に備えて保険オプションを・・・みたいな説明に「はい」と答えたものが、十数年の時を経て今回ようやく役に立ったということでしょう。

とは言えやはり自分が加入しているプランについて『知らない』『分からない』では、何か問題があったときに不利になってしまいます。

これを機に、父には携帯以外にも、身のまわりの様々な契約内容について色々と確認してもらおうと思います。

 

父「あ、そうだ。電池が届いたら連絡するわ」

私「何で?携帯回復の記念メールってこと?」

父「違う違う。電池交換よろしくねってこと」

私「・・・」